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社員研修なんてくだらん!と思う方へ

今年度から、新たな部署で新しいミッションを負うことになりました。
その名も、

「社内学校」の学校長

です。

社内メンバーの力を底上げして生産性を高めるのはもちろん、新規事業への挑戦や個として活躍できる人材を育てるのが目的……とはいえ。
「そんな都合のいい教育方法があったら、わたしがやりたいよっ!!!
と突っ込みたくなる上司の要望とわたしの希望に頭を悩ませ続けた準備期間を経て、まもなくプログラムをスタートさせます。

そこで、このタイミングで、準備期間に考えたことをメモしておこうと思います。

初回の今日は、研修内容を決めるまでのことについて。

このnoteが、誰かのためになるなら幸いです。
まぁ、誰の参考にもならないとしても。
進むしかないのです!

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というわけで、まずは自己紹介を。
mameと申します。
Webメディアを運営する会社で校閲の仕事をしています。
いわゆる、「校閲ガール」ですね。
ただし、さすがに、「さとみ」とか、「ガール」とか名乗るのは恥ずかしいというより、無理があり過ぎなので、自分では「校閲レディ」と名乗っています。
(あんまり自制してない気もする)

余談ですが、子どもの頃に好きだった新井素子さんの本に『通りすがりのレイディ』という小説があります。ここに登場する“レイディ”が、超絶かっこいいので、あやかって「校閲レイディ」としたかったのですが、なんだかリズムがよろしくない……。
なので結局、「校閲レディ」に落ち着いたという、どーでもいい話でした。笑

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閑話休題。
先に、わたしが働いているのは「Webメディアを運営する会社」と書きましたが、本業はWebマーケティングの会社です。そのため、研修内容としては、マーケティング知識は必須、加えてIT知識、SNS、アドといったツールの知識、クライアント業界のトレンド把握などが挙がりました。もちろん、これらを常にアップデートする必要もあります。

平均年齢が28歳と若い人が多い会社なせいか、財務の知識がない人が多いのも問題かなと感じており、なにより、文章力のない人がほとんど……と、「やりたいこと・やらなければならないこと」は山盛りです。

でも、部署によっては、それほど必要でないものもある。必要性を感じなければ、当然学ぶ意欲も下がるので参加率も低くなることが予想されます。

まずは、いろいろな本を読み漁りました。一例を挙げると、こんな感じです。


『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト 』 酒井 穣著

特に、新人教育において座学の研修では限界がありますが、とはいえ、「OJT」は現場の負荷が高い。これは、どこの企業でも実感されていると思います。“ただこなすだけ”の研修から脱却して、本当に必要なことを“徹底させる”にはどうすればいいのか、読みながら考えた本です。


『日本一働きたい会社のつくりかた』 羽田 幸広著

12年かけて「日本一働きたい会社」を作り上げた株式会社ライフルの取り組みを紹介しています。ここまで「全社一丸となって」が実現できたことが、スゴイ。


『最強の働き方』  ムーギー・キム著

最近なにかと話題な「グローバルエリート」ことムーギー・キムさんによる、世界中のエリートたちがやっている働き方を紹介した本です。「エリート」もやっぱり、「基本をていねいに」なんだなと実感。


そして、社内メンバーにも話を聞いたり、希望をアンケート調査したりしました。
そこで出てきた「好きな人・目標とする人」は、箕輪厚介さんや塩谷 舞さん、菅本裕子さんといった、今をときめくキラキラネーム!(ちょっと意味違うけれど)

分かるよ~。そだね~。
箕輪さんに直接会ってお話聞いてみたいよね。(ちょっと怖いけれど)
しおたんさんに直接会ってお話聞いてみたいよね。(かなり会いたいけれど)
ゆうこすさんに直接会ってお話聞いてみたいよね。(めっちゃ興奮しちゃうけれど)

でも。
こうした方々を外部講師としてお招きできたとして、現実にどう変わるんだろう?という疑問も消えず……。
直撃依頼する、タイムバンクを購入するといった選択肢も検討しつつ、とりあえずは、社内で出来ることからスタートします。

まずは、必修の研修課目を5つに分けることにしました。それがこちら。

さらに、各課目を基礎課程と専門課程に分け、
基礎課程は全員が必修、専門課程は個人の希望で選択できるようにしています。
まるで“学校”ですが、いいんです!

なんたって、ワタクシ、“学校長”ですから!


と言ったはいいものの、やっぱり悩みは続くのです。明日以降、研修内容についてもう少し詳しく書いていきますね。そして、プログラムがスタートしてからは実況でPDCAを回していきたいと思います!


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