遠い昔の合格記(1 数学で学んだ)
私の高校時代(数十年前)の話です。とにかく勉強はしたと思っています。
そして、男子25人中22人が浪人したという記録を叩き出したクラス内において、現役大学合格者3人の中にすべり込む事が出来ました。
現役での合格は、保護者の方の経済的負担を減らします。
皆さんの参考になればと思い、自分の体験を記します。
今回は数学です
数学をやった理由
主要科目の中でいちばん努力したと思うのが数学です。
数学は、分からなくなるととことん分からなくなってしまう科目です。
他の科目は、分からなくても「その部分だけ分からない」で済みます。が、数学の場合は一つの「分からない」が他にもつながってしまうので、「全然分からない」になりかねない。
で、なぜこれに執念を燃やしたのか。
授業について行けない=50分が無為に過ぎる
からです。
数学が週に5時限あれば250分≒4時間強の無駄遣いです。
結局3年時に、私は文系を選択したので数学を覚える必要性はなくなったのですが、授業について行くために早朝の補講も受けました。
それで今は、子どもに対して、
◯数学というのは積み上げであること
◯数学の試験は、今まで勉強した事以外は絶対に試験に出ない(例えば社会だと、勉強していない範囲から出題される事もあり得るが、数学にはその事例は絶対にない)
と説明ができます。
身につけるプロセスがとても大変な科目ですが、数学は絶対に理屈から外れた事はないので、粘り強く取り組み、ちょっと違った引き出しを探し当てられればいつかは答えにたどり着ける。→粘り強さを身につけられるように思います。
それがほかの教科にもおそらく連動したと思います。
結果として、冒頭に述べた現役合格をつかみ取れたわけです。
他にも理由はありますがそれはまた別の機会に。
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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。