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「患者に寄り添う」

一昨年からかなりの頻度でいろんな病院に行っていますが、この差はかなりあります。
より重篤な状態になれば、「この分野ならばここ」と、より専門性が増し、選べる病院が制限され、どんなに悪態をつく医師であろうと、「ほかに行き場がないから」と泣き寝入りをするしかない。
しかし、我が家の場合は、その「泣き寝入り」を拒否。
結果、状態はみるみる悪化し、もうどうにもならなくなった段階まで悪化。
やむなく駆け込んだ(救急車で搬送された)病院の医師はとても心がやさしく、結局言っている内容は他の病院の医師と同じなのですが、こちらの受け止め方が変わります。

通っている歯医者さんに窮状を訴えたら、
「うーん、その対応の仕方は、患者さんに寄り添ってないですよね」
とひとこと。
「それ! それよ!」
と膝を叩きそうになりました。
技術があっても人の気持ちに寄り添う心のない人に、何かを任せよう、という気持ちになれないのです。
どんな商売にも言えると思いますが、医師だってそうあってほしいです。

「死」に慣れている事が見え見えの医師もいます。
私の親が亡くなり、葬祭場に移動しようとクルマに乗り、出発するクルマを見送っている場で医師がケイタイに出ていた場面を見た時には、
「われわれのクルマが見えなくなるあと3秒くらい待てないのか?」
と腹立たしくなりました。
それでもこの病院が救急車の受け入れ先に指定されている以上、「あの病院へは行きたくない」と断ることも出来ないのです。

うちの地域がたまたま、こんな救急病院ばかりなのでしょうか。

#熟成下書き

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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。

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