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スーパーマーケットで気づいたこと

世の奥様方から見れば「そんなことは当たり前」とか「そんな事も知らんのか。だから世の殿方は…」みたいなご意見が噴出しそうですが。

最近、買いものを依頼され、いろいろなスーパーマーケットへ行くことが増えました。
それで、スーパーのエンタメ性と、ある程度の「決まり事」みたいなものがあることを感じました。
その「決まり事」から外れたお店は、非常に買いものがやりづらいのです。

決まり事

(1)お店はU字型
たとえば書店だと、導線がU字になっていないお店も多く、レジの場所もまちまちですが、スーパーはほぼ統一されているように思います。

(2)入ったら、最初は野菜と果物
(3)最後は惣菜、弁当(お店で調理したもの)
(4)その手前にだいたい乳製品
(5)奥のほうに肉と魚
店員が魚を捌く場所が奥にあって、下処理をした魚をサッと出す意味合いがあるのでしょう。

この「決まり事」は、買いものを依頼されたおじさんには大変ありがたいのです。たとえば白菜と鳥の手羽先、牛乳を頼まれたら、最初に白菜を手に取り、次に肉売り場、それから乳製品へ、と、どのスーパーへ行っても同じ順序で買えるからです。
もしもこの「決まり事」と違うスーパーがあれば、途端に「買いづらいお店だ」と感じて足は遠のくと思います。

ここで、(3)の例外店を発見しました。お店の奥のほうにあるのです。
しかしこれ、「戦略では」と思いました。
惣菜や弁当は、夕方になれば値引きシールが貼られます。私もこれを狙います。つまり、お店の奥のほうでしばらく待機することになります。
で、奥のほうで値引きシールの貼られた弁当などをゲットしてからレジへ行くのですが、途中の導線が長いと、当たり前ですが途中で目にする商品も多々目に入る。すると「あっ、これ、買っとこ」みたいなものが出てきてつい買い足す。
もしもレジ横に弁当があれば、これは発生しません。即座にレジへ行って購入、で完了です。

エンタメ性

そういう意味では、スーパーって「エンタメ」性があると思います。
私はスーパーで魚を見るのが好きです。サバやトビウオ、カレイ、メバル…季節によってさまざまに陳列される魚は変わります。「普通に海で釣れる魚がこんな値段で売れているのか」とビックリする事もありますが、魚の美しさ(フォーム)を見るだけでも楽しいのです。
昔は「試食コーナー」も楽しいエンタメでしたが、いろいろな社会問題が出てきたせいか、すっかり見られなくなってしまいました。仕方ない事ですが。

魚を見るとなぜか「がんばろう」って思える。
これは私の変な性格だと思います。



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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。