「ギャラガ」しかない
皆さまこんにちは。
このお題が出たときまっ先に浮かんだのがこの「ギャラガ」です。というより、ほかにできるゲームが浮かびません。
まったくといっていいほどゲームに縁がないのですが、このゲームだけは必死になってやっていました。
私のゲーム史
まず、スペースインベーダーで落ちこぼれになりました。1面クリアで必死でした。
次はクレイジークライマー。よく考えてみるとコンセプトが無茶苦茶です。窓から花びんを投げ落とすとか、ビルの上にキングコングがいるとか。そもそもビルの窓を登るというのが意味不明です。
ゲーム台が飛び跳ねるほどレバーを酷使するのは、おもしろかったことは確かですがそのうちゲーム台自体が減っていきました。
相当レバーを酷使するので、機器の故障も早かったのでは…
ギャラクシアン。スペースインベーダーの進化形だと勝手に思っています。
インベーダーが動くのはすごいイノベーションだと思いましたが、私の打った弾が画面から消えるまで、次の弾を打てないのがかなりもどかしく(こんなこと言っても今どきの若者には何のことかピンと来ないだろうなぁ)、次の弾を打つまでに相手の攻撃が次々とおそってくるのに対応できないのが典型的なパターンでした。
それがちょっとクリアされたのが「ギャラガ」です。
これ、イノベーションだ!
このゲームの?なところは、相手の親玉みたいなヤツに自分の機体がいったん誘拐されること。で、次の機体で、その親玉を撃ち落とせば、誘拐されていた機体が取り戻せ、撃ち落とした自分の機体と合体でき(つまり2台連結)強力な力を発揮するのです。むしろ、この機能を活用しなければ高得点は狙えません。
親玉をちゃんと撃ち落とせればいいのですが、悲しくも親玉の後方にいるわが味方の機体を撃っちゃう悲しい現象も起こり得ます。
笑っちゃうのが、これがゲームオーバーの原因にもなるということ。敵の親玉みたいなヤツに誘拐されたとき、自分の機体がすでにゼロになっていた場合は、即終了です。横で友達から「おまえ何やってんだよ。もう(自分の持ち駒)ないじゃん」と言われ、爆笑されます。
ほとんどのシューティングゲームは「打たれたらダメ」が一般的ですが、相手に誘拐されて終わるというのは初パターンで、これはイノベーションだと感激しました。
この台も徐々に減っていったのですが、新宿のとあるゲームセンターに行ったら50円でできることが分かり、大学からの帰り道では1回は絶対やっていました。
でも、私の腕では10万点を超えるのがやっとで、名人の域にはまったく届きません。
無欲の勝利?
すっかり忘れ去っていたのですが、お台場のレトロゲームがそろっているところへ行ったとき、久しぶりにギャラガを発見。20年以上ぶりにやってみたところ、自己記録を大幅更新!
「なぜこんなオッサンになって記録更新? しかも久々すぎるのに」
うれしいというより、不思議な感覚でした。あれだけ毎日のようにやっていて記録が出なかったのに。。。
先日ホームセンターへ行ったら、なんとギャラガを台ごと販売しているのを発見しました。
買いませんでした。買ったら家の中が劇的に狭くなりますので。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。