見出し画像

「やりたいこと」の見つけ方

皆さまこんにちは。

理路整然としていて役に立ちそうな一冊です。

今あなたが(略)どうすればモチベーションが上がるかと考えているなら、その時点で今進んでいる道は間違っています。(略)人生の目的を明確にしてモチベーションを上げる方法なんて考えなくていい目標を立ててください。

なるほどです。

さらに

大学の卒業生に対して、「目標の立て方」と「その後の人生満足感」の関係を調べた研究があります。1つが「他の人の人生の向上に手を貸し、自らも学び成長したい」という(略)グループ。もう1つが「金持ちになりたい」や「有名になりたい」などの「利益志向型の目標」を持った学生グループです。
1〜2年後に学生たちの様子を改めて観察したところ、目的志向型の目標を持って、それを達成しつつあると感じている学生は、大きな満足感と主観的な幸福感を得ていて、不安や落ち込みが非常に低いレベルになっていました。
一方、(略)不安や落ち込みなどのネガティブ感情が強まっていることが分かりました。

→利益志向型の目標は達成しても幸せになることができず、実際には不幸になってしまう。これ、すごく分かります。なぜなら、今の自分がまさに後者になっているから。

ただ、「利益を上げなきゃ会社つぶれるよ」と言われた時はどうしたって後者にならざるを得ません(そうではない?)

「役に立つことしかしてはいけない」「誰かに説明できることしかしてはいけない」「お金を稼げることしかしてはいけない」「生産的なことしかしてはいけない」(略)これでは好きなことが分からなくなって当然です。「役に立つかどうか?」という基準をいったん捨てて、まず純粋に自分が好きだと思えることを見つけ出しませんか? どうやって仕事にしていくかを考えるのは、その後です。

これもよく分かりますが私の実情は先ほどと同じ。「自分が好き」なものを突き詰めていましたが、結果としてまったく利益が得られていないという目の前の現実を見た時、いったいどうすればいいの?と。

どうも私の業務というのは、一般的な業種とは相当違う種類なのではないか、と思わざるを得ません。

巻末に「やってみましょう」という項目があります。楽しそうです。
こういうワークショップ、本来は決して嫌いではないです。

ですが、いかんせんやる時間がない。心に余裕がない。

もっと違う時期に読めばもっと違った感想になるのかもしれません。けっして悪い内容ではありませんので。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

#読書感想文

この記事が参加している募集

読書感想文

至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。