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徹底した自省って

何も読む本がない状態になると、図書館へ行きます。
図書館では「予約システム」も使っていますがこれが私の街ではなかなか回転が良くない。予約できる冊数上限も決まっています。
そんな時はフラーっと図書館に行き、適当に手に取るのですが…

前回は某芥川賞受賞女性作家の本を初めて読んだのですが、これが、読むのがツラい。
途中までは、「こんな内容を中年オッさんが読んでるなんてバレたら、オレ、変態扱いされるんじゃないか?」と感じるような内容。
で、最後はファンタジーっぽい終わり方で、私の中に「?」が浮かぶ。
レビュー記事を見たら、どうやら芥川賞受賞作のほうがもっとディープな内容だとある。ん〜。
返却。
で、「新刊」にこの本があったので何も考えずに手に取りました(この方の本は読んだ事がありませんでした)。

女性しか経験できない(したくないことも多々含む)事が、これでもか、というほど詰め込まれていました。詳細は、どこかのレビューを見てください。
そして、

人間はもがきながら歳を取っていく。抗いがたい結果を受け入れ、最後には流れに身を任せる。それが人生なのだ、と私は悟った。

同書より

とあります。ここ、非常に共感しますが、ここにある「抗いがたい結果」がすごいわけです。ケタ違いなわけです。
そして、最後にある「解説」の最後に、

困難が山積する現代社会でも、人と人はわかりあえる。徹底した「自省」こそが「魂」の孤独を癒やす道となるのだ。

茂木健一郎さんが書いています

とあります。

自分を省みる。これ、この「note」でやっている事です。
そうか、noteでやっていることは「魂の孤独を癒やす道と」なっているのか。
とようやく(今さら)気づいた次第です。

ただ、連続して、強烈な女性の著書を読破し、ちょっとうろたえてもいます。



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