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小説家になって億を稼ごう(松岡圭祐)
小説家になる気はまったくないのです。
「じゃあなんでこの本を読んだのよ?」とつっ込まれそうですが、つい先日、この著者が書いた小説を読みまして。
関連書籍を検索していたら同書がヒットしたため、つい手に取った次第。
小説家の書くものなので、少しエッセイっぽい内容も入っているのかと思ったのですが、完全に違いまして、作家(小説家)になるための実用書でした。
かつてない「小説指南者」
と書かれていましたが、単に「書き方」だけでなく編集者との付き合い方、税金や経費について、売れた後の身の処し方等まで、作家さんのあらゆる要素が詰まっていると思います。
小説の良さについて筆者は、
人はフィクションに接することにより、多様性に満ちた人生を送れる
と書かれています。うん、納得です。
で、「あ〜そうかも」と思ったのは、巻末にある吉田大助氏(ライター)の文の中にあった言葉。
人は「考えなくてもいいこと」を考えてしまうから、悩むし時間も奪われてしまうのです。
身近に、まさにこれに当てはまる人がいます。
その人はほとんど小説を読みません。占いやら星読み・スピリチュアルなものをもっぱら読みます。
小説を読むことは、「考えなくてもいいことを考えない」という効果があるのかもしれません。
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。