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「本屋大賞」に納得

皆さまこんにちは。

自分が読むために図書館から借りたのに、車に戻って本をポンとシートに置いたら、横に座っていた子どもが手に取って読み始め、移動中も、車酔いを起こしそうになるまで読み続けていました。

学校では「朝読書」の時間があるのですが、この本を持参し、ついには夜まで読みふけり、結構な厚さだったのですが読了。

子どもを惹きつけたのはこの表紙に間違いありません。やっぱり表紙って大切なんだなと思いました。

内容もすばらしい。子どもが自分の身近に感じる内容でありながら、大人の私も考えさせられる内容。

直接の本編からは逸脱するかもしれませんが、私が心に残った一節があります。

本屋は何千、何万という作家たちが、生きている人も死んだ人も一緒になって押し合いへし合いしている、すごく人口密度の高い所だ。でも本は静かだ。手に取って開くまでは、まるで死んでるみたいに黙りこくっている。そして、開いた瞬間から話し始めるのだ。

このくだりが好きです。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。