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ランクA病院の愉悦

ちょっと重い内容の本を連続して読んでいました。読者はエンタメの側面もあっていいでしょ、と思い、こちらを手にしました。

5つの短編がまとまった1冊ですが、重いもの、軽妙なものと混ざっています。同じ作家でここまで内容を変化させられるとは。
とはいえ、軽妙なもののなかにもテーマが提示されていて、考えさせられる内容ではあります。

で、ひとつだけ引用。

女性を前にすると饒舌になってしまうのは悪いクセだ。これで何度失敗してきたことか。

「ランクA病院の愉悦」より

これ、私、私です! と、電車内で挙手しそうになりました。


#読書感想文

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