「おっさんずラブ」について 3話 後編
「え?武川主任もはるたん推しな訳?そんなそぶりそれこそ観察日記つけてもいいくらい見てたけど無かったぞ」
「今週は牧春成分不足してた…。てかどうせ…じゃなくルームシェア解消しなかったんだ、牧の心複雑じゃん?うつ伏せで寝るし」
「でもさ、武川主任は牧が好き説を考えるに、あんなブチギレ見せられたら、DV男なのかなーって、ならん?」
「3話居酒屋で牧が小皿に料理取り分けてたんだけど、あれはるたん分だったら萌える。まあ普通に自分の分だろうけど。ついいつものおかんを発揮する牧だったら萌え。」
とりあえず、ツイッター貼り付けられなかったので、6日位に呟いていたのを、文字として抜粋したが、
これはほんの一部で、この10倍くらいは「牧春牧春」と呟いていた。
完全に常軌を逸している、病院に行った方がいいのではないか。
だが、私は冒頭にも書いているが、病院に行って薬を常飲しているのだ。
主治医に言ったら、きっと「おっさんずラブ禁止令」が出ることであろう。
(あと普通に違う種類の薬が増えるだろう)
それだけは避けたい、だがしかし、常軌を逸しているのは認識した。
好きであるならば構ってもらいたいはるたんと、
何故か武川主任からこっぴどく怒られている牧。
武川主任が会社で怒っていた内容は、凡ミスであることから、
おそらく、はるたんの事でミスが増えているのであろう事が推測される。
本社から鳴り物入りで入ったエースが、はるたんの事で翻弄され心乱されているのである。
それでも仕事が出来る男(料理も出来るが)弱音は吐かずにやるが、
弱音をはいてもらいたい頼ってもらいたい(ついでに構ってもらいたい)はるたんと想いすれ違う。
しかし武川主任って一話から上司としてはまあ普通に叱咤している印象だったが、こんなに声を荒げていたろうか。ブチ切れてゴミ箱蹴るなんて完全にパワハラではないか。
はるたんの「恋愛相談」も乗ってくれていたじゃないか…、
男同士のキスも間髪いれず「本気だな」とキッパリ言っていたではないか。
ん?武川主任そっちなの?多分そうだろう、とこの時点では思っていた。
(居酒屋帰り家に帰った際は、買ってきた牛乳出しっぱなしにしていたはるたんには頼まないと思ったのか、牧が何か買ってきたものを入れている。
そして春田家の冷蔵庫結構パンパンなのは、牧の作りおき、等ではなく、
単純に元から春田家冷蔵庫は物がパンパンに詰まっていたのだろう。
賞味期限を確認して「なんで同じものがあるんですか!2つも!!」とキレる牧は安易に想像できる。)
ただ武川主任の件を心配したはるたんへの、牧の尋常じゃないキレ方に、こちらも「ん?」となり、
ネットではやはり4話に続くうわさが流れてはいたものの、
まさか皆さん考えすぎじゃあ…、と甘く見ていた、この時は。
ただの痴話げんかだと思ってた、この時は。私はいつも、詰めが甘いのだ。
そして、黒澤部長パートは完全にすれ違いコント。
部長の「はrt(若干巻き舌」から「ハルカ」という女が原因と思った妻の蝶子との掛け合いはコント以外の何者でもない。
そして、蝶子が見つけた「はるたん観察日記」
そこには、はるたんが、はるたんが、はる…(以下略
これどこかでとまた既視感を感じ、あ、ビデオ版呪怨の、伽椰子の妄想日記だわ、と思い至り、また変な声が出る。
ふつうにこわい、上司が観察日記つけてたと知ったら、翌日退職届出す。
そして引っ越す。
ただ、ここはB(O)Lの世界なのだ、普通の感覚でものを言ってはいけない。
そして、はるたんは妻蝶子とのやりとりの中で、
自分がきちんと向き合ってないこと、黒澤部長の態度にあいまいに対応していること、
牧に甘えていることを思い知る。
そして、修羅場を迎えた三人のやり取りは(あえてコミカルで)大笑いではあったが、
自分が妻の立場ならなんとも笑えない。
しかし、BL界では女は添え物か邪魔者か傍観者か、位の扱いなので、
蝶子さん演じる大塚さんの演技にも涙した(元から好きなんだけど)
そして怒涛の展開、4話へ。
※眞島さんのメガネ潔癖キャラは、元々眞島さん好きだったので、
ただただありがたいだったが、ブチ切れ場面でドン引きした、
さすが役者さんって凄い。
※あと、昔営業事務だったから、ホワイトボードの成績表が気になって仕方が無い。