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1.7億ドルを調達した中国最大のマンガアプリ「快看(Kuaikan)漫画」の主要KPIと戦略

マンガアプリの「快看(Kuaikan)漫画」がシリーズDで1.7億ドルを調達した。

公開レポートや「快看(Kuaikan)漫画」が発表したKPIを紹介した上で、巨額の資金をどこに投じるのか、「快看(Kuaikan)漫画」の戦略サマリーを掲載する。

おまけとして、実際にどんな漫画が読まれているかも簡単に紹介する。




主要KPI


設立は2014年12月。


・快看(Kuaikan)漫画の2017年12月時点の発表によると
-登録ユーザー数:1.3億
-MAU:4000 万
-DAU:1000 万
-2000部作品が出版
-購読者数は100万人を超える作品は126部、購読者数が500万人を突破している作品は5部
极光大数据の2017年4月時点の数値によると
-毎日の使用平均回数:1.36
-使用平均時間/日:15.7分
-漫画アプリのユーザー数:5322万
-漫画アプリ浸透数:5.9%



マンガアプリ見ているのは実は田舎の人達


マンガアプリのユーザーの3急都市以下の人たちは60%にもなる。1級都市(上海、広州、深セン、北京)が占めるのは僅か10%に過ぎない。上海でさえ日本と比較すると、娯楽が少ないと感じる。それ以外の都市であればほぼ娯楽は無いに等しいだろう。


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