五月の星々、ふりかえり|140字小説
140字小説コンテスト「月々の星々」
五月のお題は「歩」でした。
どうにか五作書き上げました。遅くなった原因は私生活のゴタゴタという名の子どものイヤイヤ期とかイヤイヤ期とかイヤイヤ期とか、あと遅寝です。寝てくれ。
まあ愚痴は置いておいて、ふりかえり!
五月病の時期だな……と思って。
何処に行って何をしたって、そこでしか出会えない人、そこでしか得られない経験が有るものですよね。良くも悪くも。全部ひっくるめて人生にイエスと言いたい。
そして突如始まる迷走。呟怖になりそうなのをどうにか軌道修正しました。最初は、ナニカがおじさんを始末する話だったり、振り向いちゃってバッドエンドな話でした。
なんかこう、キャラの立った物語を……とこねくり回しているうちに訳がわからなくなってしまった。
シシガミ様みたいな少女と、見守る(つきまとう?)少年。「彼女が歩くと花が咲く」という冒頭だけが決まっていて、こねこねしてたらこんなんなりました。最初のフレーズから話をひねり出すパターン、よくある。
最初、「花弁がつやめいているうちは」だったのが、言葉の意味を調べてみたらイメージと違ったので「つややか」に直しました。日本語むずかし。
これは……イメージが先行してしまってうまく表現できなかったなぁ。覚めなくてもいいと思える夢、たびたびおとずれる同じ風景の夢、ずっとここにいたいと思えてしまう夢、の話。
『怪獣』という響きにはどことなく、夕暮れのテーマパークのような寂しいイメージがあります。
結びが決まらなくて何度も書き直しました。家に帰るか海へ行くか。今回は帰ることにしました。
怪獣モチーフの話はなんだか書いてて楽しいなぁ。また書きたい。
以上、ふりかえりでした。
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