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結婚式・披露宴やりたくない派花嫁の苦悩|久しぶりの鬱症状

こんにちは、そしてお久しぶりです!うたたねです🌜

最近本当に忙しくて、noteを更新する余裕が全くありませんでした。
わたしは沖縄県出身の夫と結婚しているのですが、沖縄式の披露宴をしてきたのです。
備忘録も兼ねてこの、披露宴に関して2本立てで記事にしたいと思います。
今回の記事では、披露宴準備で鬱症状が久しぶりに顔を出してしまったお話。

ちなみに沖縄式の披露宴を知らない方に簡単説明すると…

よっ友も気軽に呼ぶので数百人規模が当たり前
余興への熱意がすごく高い
小さいころお世話になった人へ成長を見せるお披露目的な意味が強い
こんな感じです。

とにかく目立つことが苦手で、大人数での飲み会やパーティーが苦手な私にとってはかなりの苦行。
結婚式や披露宴なんて自分には縁のない話だと思っていたわたしですが、夫の親戚の強い希望で沖縄風の披露宴を行うことになってしまいました。

具体的にどんな経緯だったのかというと…

ウェディングフォトのみを希望
夫婦どちらも目立つことが好きじゃない・結婚式や披露宴にお金をかけたい価値観ではない

沖縄の親戚が極端に残念がる
ちょっとしたお披露目くらいはしたほうが良いのではと何度も勧められる

あまりに結婚関連のイベントが欲しそうなので、親族のみの結婚式をすることに
(ちょっとしたお披露目の感覚が沖縄の親族とわたしたち夫婦とで食い違っていた)

もともと結婚式やりたくない派夫婦のわたしたち。
全く知識がないところから情報収集を始め、2か月かけてなんとかモチベが保てそうなチャペルと契約

「結婚式もいいけど、もっとお祝いさせてほしい」と親族に言われる

チャペルでの結婚式のあとに、老舗の結婚式場(パーティーなども取り扱っている)で結婚式後に親族のみの食事会をすることに

やっぱり沖縄式の披露宴をしてほしい、やった方が良いと強く勧められる

費用的な問題でチャペルでの結婚式はキャンセルし、沖縄式披露宴をすることに

こんな流れでした。
この間わずか半年ほどなので、披露宴をすることが決まったのはなんと開催の2か月前のことでした。(笑)
いまでは無事に乗り越えられ、メンタルも保てていますが、準備期間は本当にしんどかったです。

本当に本当にやりたくなかったですが、やっぱり沖縄の親族のどうしても披露宴がやりたいという強い意思を感じると、はっきり否定することも出来ずでした。
夫も目立つのが苦手でシャイなタイプなので、夫婦どちらもやりたくないとなると、準備もかなり大変でした。

特にわたしのHSP、INFPの特性がバリバリに発揮されてしまい、いろいろなことが気になって深く考えすぎてしまったり、内地(沖縄県外)との文化の違いに悩んでしまったり。

披露宴の準備期間で辛かったことをまとめます。

花嫁=結婚式や披露宴に憧れを持っていると考える人が多い

「本当はやりたくない」「目立ちたくない」そういった気持ちは、招待される側の人からは理解されづらいと思います。
わたしだって大人数の披露宴をしている人を見たら、そういった催し物が好きな夫婦なんだろうな~とか、花嫁さん側が昔から結婚式・披露宴に憧れがあったのかな~とか、思ってしまいます。

そういう固定観念があるからこそ、事情を知らない人から披露宴について話題にされたときに、テンション高く話をされることが多く、その差が地味にしんどかったです。
いちいち本当はやりたくないと言うのも嫌だし、だからと言って話を合わせられるほど大人になれず。

先日もSNSを見ている際に、お祝儀についての投稿が目に入ったのですが、
「披露宴なんて赤字になって当たり前。だって新郎新婦の自己満足でしょ?やりたくてやってるんだから」
というような内容のコメントがたくさんありました。
なんだかとっても悲しい気持ち。
披露宴を乗り越える前のわたしだったら、きっと涙が出ていただろうなと思いました。

皆の期待に応えたい気持ちとモチベが釣り合わない

わたしの親族は、得に結婚式や披露宴について希望は無かったのですが、夫側(沖縄の親戚)の皆さんはかなり披露宴モチベが高かったのです。
たとえば、余興の話でかなり盛り上がったり、どこまでの知り合いに声をかけるか、席順の相談をずっとしていたり。

みんなとても楽しみと言ってくれていたので、期待に応えたいという想いはどんどん募っていったのですが、だからと言ってそれにモチベが釣り合うわけではなく。
頑張らなきゃという想いだけがどんどん大きくなっていって、頭と心がちぐはぐになっているような感覚でした。

どうせやるなら楽しまないとと脅迫観念に縛られてしまう

やりたくない、恥ずかしい、そういったネガティブな感情をずっとぐるぐるさせているのも嫌だったので、なんとか楽しめるところを探さなきゃとずっと思っていました。

わたしはデザイン関連に興味があるので、装飾関連は楽しもう!と思い、会場装飾について調べてみたり、ペーパーアイテムなども手作りしてみることに決めました!
最初こそ騙し騙し楽しめていましたが、披露宴の日が近づくにつれて締め切りに追われるような感覚に陥ってしまい…
途中はやらなければよかったと後悔してしまう時期もありました。

結局披露宴に来てくれた友人や親族から、装飾やペーパーアイテムに関してはたくさん褒めてもらえたので、頑張ってよかったです!

自分に自信がないことを再認識してしまう

披露宴の準備をしていく中で、ものすごく辛かったのがこれです。

なんでこんなに披露宴が不安なんだろう、その不安を突き詰めていくと、結局自分の自信のなさに行きついてしまうんです。
わたしは特別容姿が悪いわけではなく、普段は特にずっと容姿で悩んでしまうようなこともなく、フラットな感情で居られるタイプなのですが、披露宴の前はずっと容姿にも悩まされました。

学生時代に、平気で人の容姿を馬鹿にする人たちを何人か見ました。
SNSに載っている写真をスクショして、LINEに送って悪口を言ったり。
男子がクラスの女子の不細工ランキングをつけていたり。
そういった過去の記憶が、急に思い出されてしまって、わたしがその対象になったらどうしようと不安になったんです。

また、披露宴をやりたいと考える人は、大抵の人は明るくて人脈を大切にしている人好きな性格の人が多いと思います。
もしくはみんなでわいわいすることが好きだったり、そういった催しものを企画するのが得意な人が多い印象です。
わたしはどちらも苦手です(笑)

友達は大人数いてもみんなを大切にできないと考えてしまう価値観なので、少人数の本当に気が合う友人を大切にしたいタイプです。
だから狭く深く友達付き合いをしてきましたし、結婚自体もわざわざ祝ってもらう機会を自分から作るのって不思議だなと思ってしまっていました。
目立つのが苦手なこともあり、企画的なことをしようにも、どんなアイデアも恥ずかしく感じてしまいました。

そんな自分の内面的な部分も気になってきて、さらに自信を失い…
もともと鬱症状やパニック症状の経験もあるので、そういった症状が披露宴や二次会で出ないかも心配でした。

飲み会にトラウマがあり、二次会が不安

以前記事にしたとおり、実はわたしの鬱のきっかけは会社の飲み会なんです。
そのため、わたしは大人数での飲み会に強いトラウマがあります。
今回の披露宴はわたしの友達よりも、圧倒的に夫の友人の方が多かったこともありますし、とにかく不安で仕方ありませんでした。

実際、終わってみた今も、今回の二次会もちょっとしたトラウマになってしまいました…
(このお話はまた別の機会に)

もしお金が無くなったらどうしようと不安になってしまう

披露宴は、知っての通りとてもお金がかかります。
わたしはまだ25歳、夫は23歳なので、数百万が平気で飛んでいくような買い物をしたことがありません。
初めての高価な買い物が、あんまり乗り気になれない披露宴…
これは結構な精神的負担になりました。

沖縄では、親族がお祝儀以外で披露宴の金額を支援する文化はないそうで。
いくら支援があるのかもわからない状態で、いくら自分たちでお金を負担するか想像もつかなかったので、ずっと怯えていました。

もともと披露宴やりたくない派のわたしたち、準備にストレスがかなりかかるにも関わらず、最終的にお金も無くなるかもしれない、わたしにとってはかなりしんどい状況でした。

沖縄文化と内地文化に板挟みにされる

沖縄と内地では、ここまで文化が違うとは思ってもみませんでした。
たしかに距離は離れているけど、日本だし、言語も通じるし。
しかし、お互いの常識をもとに動き意見がぶつかり合って初めて、文化が違うことを知る、そんなことの繰り返しでした。

わたしたち夫婦は人の結婚式や披露宴に参列したことがなかったため、お互いの親に披露宴の常識を聞くことが多かったのですが、親世代だとなおさら文化の違いが浮き彫りになることも…
わたしは親同士の架け橋になっていたので、沖縄文化と内地の文化の板挟みになることも多々あり、本当に大変でした。

このようなさまざまな不安があり、わたしは披露宴直前あたりには悩みすぎて、事故などに巻き込まれ中止にならないだろうか、車にあたったら痛いだろうか、そんなことばかり考えてしまいましたし、夫との喧嘩も増え、不満をぶつけることも多かったです。
そんな状態が続いていたにも関わらず、最後まで無事にやり切れて本当に偉かったなと思います!(笑)

この記事で何かを誰かに伝えたいというわけではありませんが、これだけ大変だったけど、頑張ったよ!という記録をしておきたかったので満足です。

ものすごく長くなってしまったけど、最後まで読んでくれた方がいらっしゃたら、ありがとうございます!

今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
ゆっくり休んでね🕊️

うたたね


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