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わたしは、きょうだい。

時系列は変わりますが、このnoteを書き始めた頃、自分という存在と同じ境遇の人々を

きょうだい

ということを知りませんでした。

ただ、10年以上前から自分と同じ境遇の、障害者の兄弟姉妹と会ってみたかった。お話をしてみたかった。共感して欲しかった。

そして

自分が誰かに寄り添えるような存在に

なりたかった。

だけど、探すこともできなかった。

"助けて"

その言葉がずっと言えなかった。

"きょうだい"を知ったのは、2020年11月。

障害者の父と障害者の妹の存在で、わたしの人生を否定されていると感じたからだ。その時に、こんな便利な世の中なのだから、きっと見つかるはずだ。と思い、同じ境遇の人をネットで検索したことがきっかけだ。

きっと今までだって探すことができていれば、もっと早く

"助けて"

と言えたかもしれない。

だけど、わたしがネットで検索したのは、

自分で自分を救いたい

そう思ったから。

そして初めて

自分が"きょうだい"だと知った。


そしてすぐ当事者会に申し込みをした。

こんなご時世だから、当事者会はZoomではあったが、初めて参加する私には有難かった。

直接話してみたい気持ち

と同様に

危ない団体だったら……と疑っていたからだ。

だからZoomで参加できるという参加方法は、ハードルが低かった。

初めてきょうだいの勉強会に参加してから1ヶ月が経った。

わたしは、参加してからの1ヶ月はとても辛かった。

自分の本当の気持ちを知ってしまったから。


無意識にしていた感情が、いかに自分を苦しめていたか。

その当時の感情が溢れて仕方なかった。

止められなくなった。

蓋をしていた"寂しさ"

が浮き彫りになった。

でももう逃げなかった。

過去の自分の寂しさから逃げようとは思わなかった。

とにかく救いたかった

自分を救いたかったからだ。

誰がなんと言おうと、自分自身が最終的に決断をしている。自分自身が選択をして生きている。

15年以上前から蓋をしてきた、たくさんの寂しさも、

その当時のわたしが蓋をするという選択

をしたのだ。

だから、わたしはその選択を責めたりしない。

そうして頑張ってきたのだから。

そうする事でしか、自分を守れなかったから。

自分と同じ境遇の人と話して初めて、自分が肯定された気持ちになった。

そして、わたしの苦しみは

もう責めなくていい

そう思った。

そんなこともこれからは書いていきたい。

同じ境遇の

きょうだいに寄り添えるように。




気にかけて下さり、ありがとうございます*⑅୨୧いつか自分で自分を救える人になります‪𓂃 𓈒𓏸໒꒱見ていてください❁⃘*.゚