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傾聴は大事だが少し待て

こんにちは、おせっかいオジさんの329です。

カウンセリングや営業でよく出てくる『傾聴』について自分の過去の経験と実績を元に主観と持論にまみれた大してエビデンスの無い内容を熱く語ります。
ではいくよ〜

傾聴を始める条件

傾聴が大事と言われたり、意識している人も多いかと思いますが、いきなり傾聴をしようと思っても相手が話してくれない限り傾聴は出来ません。

傾聴が出来る条件
・心のドアが少しでも開いた状態(緊張がほどけた)
・物理的、精神的に安心な場

個人的には傾聴よりも傾聴の前段階の方が大事です。

心のドアを開ける

お客様と出会いの瞬間というのは心が少し閉じている状態がほとんどです。人によって違いますが、顔が強張っている・ソワソワしている・良くも悪くも普通・上から目線などなど心がプラスの状態ではないです。

もちろんこの状態を解かないと気持ちがなかなか前に進んでいきません。よく”アイスブレイク”と呼ばれるのですが、固まった氷のような心を壊して温めるというような意味です。私はそれを『心のドアを開ける』と表現しているのです。全く同じ意味で『オープンドア』がありますが、個人的にあまり横文字を使いたく無い派なので日本語にしているだけです。

相手の緊張をほぐすのに多くの小細工がありますが、そんな小手先のことなんかよりもっとも大事なのは”自分の心のドアを開放すること”です。多くの方がお客様と同じくらい、もしくはお客様より少し開放的な程度であると感じます。

それでは全然足りません。お客様から見て”普通”では価値ありません。
どうすれば良いか?というのは人それぞれですがあなたにしか出来ない出会いの瞬間を全身全霊でウェルカムすることです。

それが笑顔でもキメ細かな対応でも何でも良いのです。
あなたの心が全力で開放されていればそれは相手に伝わります。そして安心します。喜んで頂けます。それだけで感動すらして頂けます。

あなたの心がお客様に全力で開放することが何よりお客様にとって有難いはずです。お客様と出会えるだけで感謝なはずです。感謝は心が閉じていて表現できるものではありません。

あなたにしか出来ない表現を出会いの瞬間から全力でいきましょう。
それが何よりお客様にとって有難いことなはずだから。

物理的・精神的に安心な場

物理的、精神的に安心な場というのは不安定な状況だと危険を感じているので話をする余裕が精神的に無くなってしまいます。

例えば
・隕石が落ちてきている
・サメに襲われそう
・めっちゃ臭い
・真横が崖

かなり極端ですがこのような状況で、話をする気になる人はほぼいません。いたとしたら、その状況に慣れている、もしくはただの変態です。

ただ現場ではこういうことが起こっています。
・なんか空間が窮屈
・少し暗い。もしくは明る過ぎる
・担当者の見た目が怖い。不潔。ってかなんかウザい
・音がうるさい、もしくは無音。
・担当者と距離が近い、もしくは遠い。
・汚い

など上げればキリがないのですが、多くは”ささいな事”です。
これでお客様が話する気が全く無くなるわけではありませんが、無意識のレベルで話をする気が減っていきます。

基本的には物理的・精神的な安全が確保出来れば心のドアも少し開きますので傾聴というかお話をしっかりする場ができます。

傾聴の条件が整ったら

あとは全力でお話して盛り上がれ!!!

ラストおせっかい

記事の題名と内容合ってました?かなりおせっかいだったと自分でも思います。

個人的には出会いの瞬間〜軽い雑談の2〜3分くらいで良いカウンセリングになるかどうか90%くらいが決まると感じています。

何でもスタートダッシュだ!

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