親子で推し活をしてみたら、いいことしかなかった
以前、朝の戦場のようなキッチンでイライラしないために、音楽をかける環境設定をしたことを書きました。
その結果、子どもたちも藤井風さんのファンになり、実際に親子でライブに行くという奇跡が短期間のうちに起こりました。実際に行ってみると、思春期真っ最中の中二息子が「世界が広がった。行ってよかった」と予想もしない感想を言ってくれたので、本当に行けてよかったと思います。
(ここからは一部ネタバレを含みますので、これからライブに行く予定の方は閲覧ご注意ください。)
親子で推し活をした効果
実際にやってみて感じたことは、中二息子に対する教育的効果が絶大だったことです(大げさ)。
・行動範囲が広がる(茨城から埼玉まで、はるばる行った)
・見る景色も変わる(埼玉は都会だった)
・意識が変わる(「世界が広がった」なんて感想、期待もしていなかった)
・行動が変わる(息子が感謝日記なるものをつけ始めた)
・気持ちの切り替え方を学んだ(風さんが教えてくれた呼吸法を覚えていて、いつの間にか実践してた)
・将来の目標が明確になった(ロボット研究者になりたいらしい)
・共通の話題が増える(夫だけ蚊帳の外)
これ以外にもあるかもしれませんが、中二息子にとっては、風さんというロールモデルができたことが大きかったと思います。
やるべきときは格好よくやって、話すときは自然体で、オンとオフがはっきりしている。こんな楽しそうな大人になら、なってもいいな、っていう。だからって、将来の目標はミュージシャンとなったわけではありませんが、前向きに将来を考えて、言葉にして宣言するという勇気を持てたのは大きな出来事だったと思います。風さんの影響は大きかった。
登場の仕方や呼びかけに子どもも喜ぶ
風さんは自転車で登場してみせたり、曲の合間に「こども〜」と呼びかけて、「かわい」と言ってみたり。そんな風さんこそかわいいと思ってしまいますが。
オンステージの熱量と方言でゆっくり話す自然体なMCとのギャップ。全てが斬新で新鮮でした。子どもたちは目をキラキラさせながら、3階席から喜んで手を振っていました。
3階からだと、さすがに親指の大きさにも満たないサイズの風さんしか見えません。頭上の小さな画面はオフになっていたので、いくつかある大きな画面で風さんのアップが見れます。大画面と舞台とを交互に見ながら楽しみました。次回があるなら、ぜひアリーナ席で間近で見てみたいですね。
親子で推し活なんていう日が来るとは
親子で推し活なんて、する日が来るとは思いもよらなかったです。そもそも私は、生まれてこのかた、コンサート自体数えるほどしか行っていない。
そんな私がライブへ行こうと思い立ったきっかけは、山本文緒さんの遺作。「無人島のふたり」を読んだときに、正確な表現は忘れましたが、「こんなことなら、風さんのコンサート行っておけばよかった」というような一文にハッとしたのを覚えています。
そのたった一文が、感想に書いてもいないのに、ずっと私の中に残っていたんですね。元気なうちに行っておきたいと思ったのです。
風さんだって、いつまでも同じ形で日本で活動してくれるかなんて分からない。今当たり前にあるものが、あっという間に形を変えてしまうことを、コロナと母の病気で思い知ったからです。だからこそ、今この瞬間を楽しみたいと思えたのだと思います。
なので、この記事を読んで同じように思う人もいるかもしれないな、なんて思うと、ちょっと力が入ったりします。
追加親子席という存在
風さんのアプリの新着をみると、行けそうな場所のライブに追加親子席があることを知った。中学生までの子どもは、大人の半分の値段で、同時申し込みができ、席も近くになるという。
冗談半分で、もし抽選に当たったら行きたいかどうかを子どもたちに聞いてみたら、二人とも即答で「行く!」という。息子は次の日早朝から試合を控えているというのに、何がなんでも行きたいという。
ま、抽選だし、という軽い気持ちで申し込めたのも、風さんのアプリやチケットの申し込み方を教えてくれていた方の存在があってこそ。その前準備があったからこそ軽々とれた行動であり、そもそも彼女に「いつかライブ行きたい」と伝えていなければ実現しなかったことである。周りにやりたいことを言いふらしておくのって大事だなぁと思いつつ、情報を教えてくれた方に感謝しかありません。
さらに算命学によると、今年は他人と競うのがいいらしい。いつもはかすりもしない抽選も、当たったら面白いじゃないかという期待もちょっとだけあった。ダメもとで申し込んでみたら、本当に当たってびっくりした。(じゅうろじしょうこさんの算命学)
珍道中でしたが、子どもも成長するのでなんとかなりました
実際当選して行くとなったら、子連れでライブなんて初めてのことすぎて、準備やら何やら考えることが多くて大慌て。ライブに行くのも数十年ぶり、遠距離の移動もあり、ましてや子連れで夜の開催なんて、どうなっちゃうのか全く想像もつきませんでした。
交通手段はどうするの、持ち物はどうのと、行く前から大騒ぎの珍道中でしたが、詳しい人に聞いたり、調べたりして、なんとか無事行って帰ってこれました。
そういえば息子とさいたまスーパーアリーナに行くのは、「おかあさんといっしょ」を観に行って以来。コンビニの大行列に驚きながらも無事買い物を済ませることができたのも、広い会場にやっとの思い出たどり着けたのも、息子が落ち着いたおかげだと思えました。
いまだに些細なことでケンカしちゃう年の差兄妹ですが、いざというとき頼れるお兄ちゃんの一面を見せてくれました。あれから随分と落ち着いて、大人になったんだなぁとしみじみしました。
小一娘はさすがに遠距離の移動に疲れたのか、あと2曲のいいところで寝てしまいましたが、また行きたいと言っていました。子守唄にしていたそうですが、よくあの大音量で寝れたな、というのが正直な感想です。
最後に、快く送り出してくれた寛大な夫に感謝したいと思います。
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