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ティアマトの11の怪物

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#ティアマトの11の怪物 】記事のまとめマガジンです。
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記事一覧

【 #ティアマトの11の怪物 】神話記録についての解説【1】

はじめにティアマトの11の怪物は古代オリエント神話において何度もモチーフとして登場し、また…

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323工房
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【 #ティアマトの11の怪物 】ムシュマッヘ:7つ首の蛇【2】

 ティアマトの話は後でまとめて記載するのですが、簡単に解説すると原初の神であるティアマト…

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323工房
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【 #ティアマトの11の怪物 】ウシュムガル:偉大なる竜【3】

 エヌマ・エリシュにおいて、ティアマトの生んだ2番目の怪物として記載されているウシュムガ…

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323工房
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【 #ティアマトの11の怪物 】バシュム:毒蛇【4】

 エヌマ・エリシュにおいて3番目の怪物として生み出されたバシュムですが、ここから1番目のム…

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323工房
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【 #ティアマトの11の怪物 】ムシュフシュ:蠍尾の炎竜【5】

 ムシュフシュは恐らく今回取り上げる怪物たちの中ではティアマトに次いでそこそこ創作に使わ…

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323工房
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【 #ティアマトの11の怪物 】ラハム:海獣【6】

 1番目から4番目の怪物は総じて蛇ないし竜ベースで彼らは炎の力を持つと考えられます。古代オ…

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323工房
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【 #ティアマトの11の怪物 】ウガルルム:巨大な獅子【7】

 1-4番目までは蛇・竜、5番目は男、ときて6番目以降なのですが、1つ(ギルタブルル)を除いて9番目まで似たようなモチーフが続きます。  それは獅子ないし犬といった哺乳類の肉食動物です。  もともと古代シュメール語では獅子と犬が同一言語:ウルで表されることもあるということから、そこまで大きな区別はされないようです。  どちらにせよ、王権・偉大なるものとしての象徴となる動物なので、ティアマトの格を上げるために追加されていったと考えられています。    そのまず1番目となるこのウ

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【 #ティアマトの11の怪物 】ウリディンム:狂犬【8】

 ウリディンムは先のウガルルムに続いて獣人系の怪物です。そして、一旦ここでは狂犬と書いて…

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【 #ティアマトの11の怪物 】ギルタブルル:サソリ人間【9】

 ギルタブルルは獣人系の中ではちょっと特殊で、サソリがベースであるということがその名のア…

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323工房
1年前

【 #ティアマトの11の怪物 】クルール:魚人間【11】

 ティアマトの11の怪物も残りはあと2つ。竜・蛇>海の魔物>獣人・サソリ人間と来て、魚人間…

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323工房
1年前

【 #ティアマトの11の怪物 】クサリク:不思議な野牛【12】

 ティアマトの11の怪物も最後の一つとなりました。  このクサリクは不思議な野牛/雄牛と呼ば…

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323工房
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【 ティアマトの11の怪物 】その他の怪物:エヌマ・エリシュから除かれた怪物達【13】

 エヌマ・エリシュでははっきりとティアマトが生んだ怪物は11であると記載されています。  …

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323工房
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【 ティアマトの11の怪物 】ティアマト:真の姿を葬られた女神【14】

 さて、とうとうティアマトの怪物達の解説も終わったので、ティアマト本人に関する解説です。…

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323工房
1年前
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【 ティアマトの11の怪物 】ティアマトに関連する神々達【15】

 ティアマトに続けて、それ以外の神々、特に敵対した側の神であるマルドゥクと息子であり再婚した夫であり怪物達の指揮官であるキング、殺された夫であるアプス―、知恵の神エアを中心に書いていきたいと思います。 マルドゥク ティアマトと敵対した神々の代表・主(ベール)として、また勝利の暁には最高神としての立場を与えられると約束され戦うことになる神です。  マルドゥクはティアマトの夫アプス―が殺された際に建てられた聖所において、父エアと母ダムキナより生まれたとされます。  エヌマ・エリ

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