緊急事態宣言延長戦 初日＆2日目 覚書～「それでも僕らは出社する」～

節目の日として、一応、ごくごく簡単ではありますが記録を残しておこうと思います。…とか言いながら、長いぜ。

１. 明らかに通勤電車が混んでいる。
車両内人口密度、GW前の2.5倍くらいに感じる。普通車両に駆け込んでしまい、慌てて女性専用車両（若干だが人口密度が低い）へ移動。
我が社は始業が遅めで、私は女性専用車両対応が終わる頃の電車に乗っている。
もっと早い時間帯の人口密度はいかばかりか…。

２．明らかに自チームが”密”である。
先月、「期末決算作業期だから、全員特定事業者ってことで！」と、ほとんどのメンバーが勤務を続けていた我が経理部。
それでも、感染防止対策を要請され、なし崩し的にテレワークを導入していたので、出社時のデスクの埋まり具合は”1つおき”くらいの印象だった。つまりは「削減度50％レベル止まり」ということだ。

↑他の部署と比べると、異常に人口密度が高い。
ウチのチームのあるフロアだけ、トイレのハンドソープの減りが早く、清掃業者の補充（間隔間遠になっているらしく）が追いつかない。
昨日出社したら、フロアに2箇所あるトイレのハンドソープがすべて空になっていた。慌てて他フロアへ手を洗いに行く。
そして今日は、代用品としてチューブ入り洗顔フォームを持参（泣）。

さて、「緊急事態宣言延長を機に、一部休業を導入＆勤務者は全員出社で！」と部長が発信した。
↑会社の方針とは真逆である。
部長のガイドラインでは、
「５日勤務→２日自宅待機（休業）／３日出社・テレワーク無し」
部長、それ、“密”削減度がさらに下がっちゃいますから！

３．みんないつも通り過ぎる、たぶん。
上記の部長ガイドライン発信のため、マネジャー集合がかかった時。
私は、ちょーーーーっと面倒な作業の大詰めにかかるところだった。

月初に振られた、ちょっと面倒な仕事。
グループ会社の取引先への請求書送付システムを管理している我が経理部。
今回の緊急事態宣言によって発生する”経理イレギュラー処置”についてのお手紙を、チームが、各社に代わって取引先に送付することになった。
「請求書と同送して！」というわけだ。

私に課されたのは、お手紙のとりまとめ。
1.全国のグループ会社ごとに、一定条件を満たす取引先を抽出し、
2.と同時に、グループ会社各社にお手紙のアレンジ部分（各社の差出人＝代表者指名や、実務問合せ先）を確認し、
3.請求書送付日までに、全社分のお手紙を、必要枚数揃える
…というものだったのが、
システム担当者が在宅勤務のタイミングで出社してしまったため、
4.システムを操作し、全取引先の請求書類を出力する
というおまけがついてしまった。

…ちなみに、この請求書送付システムの説明は、復職直後の３月からリクエストしていたが後回しにされ、今回いきなりのデビュー！　であった。

実務担当者と作業にかかろうとしていたところを呼ばれ、部長のとんでもガイドラインを聞くこと１時間。解放されて、実務担当者のところへ戻ると。
前日、私がグループ各社ごと仕分けしておいた
1．各社送付先リスト（兼 完了報告のためのチェックリスト）
2．請求書類（複数フォーマット×組み合わせがある）
3．当該お手紙（社別×抽出条件ごとに数パターンある）
のセットが、
すべて付箋を外されて、バラバラにされていた。

そして、全体進捗管理表が捨てられていた。
・・・一瞬、気が遠くなった。

「えー？　だって、いつもそうですよ？　私、取引先の名前をみれば、どこの会社のかわかりますもん」と実務者。
だ～から、今は“いつも”じゃないんだってば！
私にはそんな脳内データベース、ないんだってば！
抽出条件が二転三転したから、付け合せのうえ、全社へ発送先リスト添付で送付完了報告するって説明したやんけ！
て言うか、その出力と仕分けにどんだけ労力注いだと思ってんの～っ！

という悲鳴を飲み込んだ自分を褒めてあげたい。。。。
結局、全マネジャーにヘルプ要請し、５人体制で復旧、封入・送付、までを大車輪でやっつけ、なんとか送付完了報告メールへ漕ぎつける。
↑人件費コスト的にすごい敗北感。。。orz

４.そして何も決まらない。
請求書&お手紙発送騒ぎによって、全ての業務が後ろ倒し。
部長のガイドラインを受けて「結局、どうゆう勤務態勢を取る？」が全く決まらずに１日が終わる。

個人的に、
＊このご時世＆あらゆる観点でテレワーク禁止はあり得ない！
　各人週１回（削減度60％)でも在宅勤務にすべし！
＊私は諸事情あるので絶対に週１は在宅勤務を勝ち取るぞ！
＊早く決めないとメンバーの不安が爆発するって！

…と思っているので、業務の合間に
「在宅勤務が必要なケースもあるよね～」
「私は社の方針に従って、テレワーク併用を希望するよ～」
「早く具体的なことを決めようよ～」と根回しして廻る。
が、結果を出せず。

本日タイムアップの腹いせに、筆頭マネジャーに、
「膨大なアナログ作業をやり終えたことですし、早速、明日は休業しま～す！」
と言い置いて、脱兎のごとく退社。

「それでも僕らは出社する」チームとの戦いは続く。。。