見出し画像

Asobica会社紹介資料リニューアルの裏側

こんにちは、Asobicaデザイナーのみずみです。

この度、Asobicaのカンパニーデックがリニューアルしました!
デザインはもちろんページの流れ・構成の部分にもがっつり参加させていただき、個人的にも思入れのある資料になったので、制作過程などを書き残しておこうと思います。


プロジェクトサマリー
・期間:約3ヶ月
・メンバー:人事広報部 3名、デザイナー1名
・フィードバック&アドバイザー:弊社CEO、事業推進室長
・使用ツール:Figma、Illustrator、Google Slides、Speaker Deck



リニューアルの背景

1. Asobicaの“毅然とした部分”をしっかり伝えたい

カンパニーデック掲載内容のリニューアルは、人事メンバーから話をいただきました。
カンパニーデックを見てくださる人の中には採用候補者の方も多くいらっしゃいます。Asobica(アソビカ)という名前やミッションの「熱狂」「彩る」というワードから、勢いや熱量のある会社という印象は伝わっていると思いますが、一方で戦略的な部分が十分に伝わっていないのではないか?というのが懸念ポイントでした。
目指す世界は決して夢物語ではなく、戦略に基づいて着実に進めているということ、さらには「これが達成された時にどれだけ世の中に対してインパクトがあるのか」ということをしっかり伝えたいというのが狙いです。

2. デザイン原則作成に伴う資料フォーマットの変更

以前の記事でも触れましたが、今までになかったデザイン原則を作ったことで、カンパニーデックについてもデザインのアップデートが必要でした。

今までずっとお世話になっていたカンパニーデックさん

作成プロセス

1.全体の流れをかためていく

人事メンバーが作成してくれた叩きをベースに、ここで一番伝えたいことは何か?を考えながら流れや細かい文章などを再構成していきます。

たたきをブロック分け→全体の流れや構成を調整

構成を練る中で意識したこととしては大きく2つ。

1. 全部を伝えきれなくてもいいから、全体像を把握できるレベルにする
特にサービス・プロダクトにおいては、まだまだ前例のない領域へのチャレンジをしている中で、細部まで完全に伝え切ることが難しい部分もありました。少しニュアンスが違ったとしても「全体像、輪郭が理解できるように」ということを意識しました。

2. 主な見出しだけでもざっくり理解できるようにする
基本全部を読み込んでくれることはないと思っているので、見出しや主要文字だけでも言いたいことが大体伝わるような文章・構成を意識しました。

2.レビュー&ディスカッション

ざっくりとした流れができたタイミングでプロジェクトメンバーやCEOのレビューをもらいます。
ディスカッションしながら最適な形を模索していくのですが
・ビジョンやプロダクトがミッションにどう繋がっていくのか?
・ビジョンに関連する「顧客中心の経営」がなぜ必要なのか?
・プロダクトで何を実現したいのか?

上記の部分については特に納得感を重視し、レビューをいただきつつアップデートを重ねました。

3.流れに対してデザインを当てる

全体の流れが固まってきたところで、デザイン作成の作業に移っていきます。
リニューアルの目的の1つでもある「熱量だけではない毅然とした部分を伝える」ために、デザインについても従来のポップさ・カラフルさは少し抑えつつ、それでいて冷たい印象にはならないビジュアルを模索しました。
デザイン原則が生まれたばかりで、Asobicaらしいクリエイティブを模索する最中ということもあり、デザインではとにかく質より量のアウトプットをしながら全体のリズムを見つつ固めていきます。

デザイン脳筋ノック途中の画面

そして実際に使用しているデザインの一部が⇩こちら!

表紙の背景

AsobicaロゴのAを一貫したモチーフとして活用しており、表紙や背景などにもあしらっています。
表紙に大々的に使用したAの右上がりのはらいは「Asobicaとメンバーがいつまでも止まることなく右肩あがりに成長し続けていけるように」というような意味も込められており、その部分を強調できるようなデザインにしました。

4.フィードバックをもらいながら最終調整

出来上がったものに対して、プロジェクトメンバーやCEO、事業推進室長にフィードバックをもらいつつ、細かい言い回しの変更やデザインの最終調整を行ったあと、無事ローンチとなりました。

使用したツールについて

ワイヤー/構成については、いくつもの案を比較したり入れ替えたりなど検討がしやすいFigmaを使用していますが
カンパニーデック用に作ったデータを別の資料でも活用したいという声もあるので、マスタデータ自体は社内共通ツールとして活用しているGoogleスライドで作成しています。

以前までメインフォントはNoto Sans CJK JPを使用していましたが、そのままPDF化したデータを使用するとSpeaker Deckにアップロードした際に文字が白抜きになるという不具合もあり、この回避のために「Googleスライドで作成したものをパワポ形式で保存し、パワポでPDF化したものをイラストレーターで開いて再度PDFで保存する」…という謎を極めたフローでしたが、今回は対応フォントを使用することで2回PDF化するという手間はなく、スライドから直接PDF化したデータをアップロードしても問題なく反映できるようになりました。(これが地味にうれしい)

作成してみて

ポジティブなフィードバックをいただけた

ローンチ後、「今までふんわりとしか分かっていなかった部分をしっかり理解できた」というようなポジティブなフィードバックがあったよ〜という報告を人事メンバーからいただき、これ以上ない言葉だ〜!とうれしくなりました。いや本当にこれに尽きます…

「働いているのに気づいていなかったこと」に気づけた

「組織」のパートについては人事チームに文章などもお願いしており、私は最終的に構成や文章量の調整を行うくらいだったのですが、今回組織作りに対してどのような軸でやっているのかを知ることができ、改めて素敵な会社だな…!と感じました。
福利厚生1つに対しても、しっかり思いが込められているんですよね…
そういう意味では、社外の人はもちろん社内の人にもぜひ読んでもらいたいです。


Asobicaに興味をもってくれた方へ

ここまでお読みいただきありがとうございました。
Asobicaでは一緒に熱狂できる仲間を募集中です!気になった方がいれば、ぜひお気軽にカジュアル面談からでもお話ししましょう〜!


デザイナーでnote執筆リレー開催中🏃‍♀️

Asobicaのデザイナーメンバーでnote執筆リレー中!
ぜひ過去の記事も読んでみてくださいね👏次回のとよしまちゃんの記事もお楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?