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元教授、大谷選手の連続ホームランに喜ぶ。しかし心配なことも:定年退職79日目

本日、ドジャースの大谷選手がロイヤルズ戦で、18号、19号と連続ホームランを放ち、チームもグラスノー投手の好投で3−0と快勝しました。私はメジャーリーグ(MLB)の大ファンで、以前このnoteでも触れたように(5/1)、全録画対応のテレビを購入したほどです。

今日は試合が早朝だったので、後で録画をゆっくり楽しむつもりでした。しかし、起きたところで NHK ニュースで大谷選手の18号ホームラン速報を見てしまい(涙)、「ニュースを見るんじゃなかった」と後悔しました。しかし「それなら途中からでもライブで見よう」と、BS にチャンネルを合わせました。


すると、ちょうど大谷選手の第3打席。初球のスライダーを打ち、大谷選手は第19号となる連続ホームラン! 一瞬、先ほどのホームランのビデオ再生かと疑うほどの衝撃でしたが、打球方向が違っていたので間違いありません。久しぶりの二発連続のホームラン、しかもその2本で2−0、夢のような朝です。その直後、フリーマン選手もホームランを放ち、ドジャースは快勝。朝から最高の気分でした。


しかし、気になる情報もありました。昨日も同じカードで、今年ドジャースに入団した山本由伸選手が先発し、私は初回から観戦していました。彼のその前の登板はヤンキース戦で、勝ち星こそつきませんでしたが無双状態、ほとんどヒットも打たれず完全に抑えました。球速も以前より2〜3キロ アップしており「これからが楽しみだ」とワクワクしていました。昨日も2回までは順調に抑えていましたが、突然ベンチの様子がテレビに映しだされ、ピッチングコーチや監督、そして大谷選手までもが深刻な表情で動き回っています。案の定、山本選手はその回で降板となってしまいました。

解説者の元メジャーリーガー福留孝介さんによると、「初回にマウンドに向かう際に、山本選手が一瞬右肩を抑えていました」と指摘。どうやら右上腕に張りが生じたようで、2回わずか28球で降板となりました。その後の診断結果は、右肩腱板損傷とのことです。ロバーツ監督は「ひとまず15日間の負傷者リスト入りとなる」と発表しましたが、リハビリに時間がかかるかも知れません。前回の登板でリミットを超えてしまったのでしょうか、でも、早めに原因がはっきりしたことは不幸中の幸いかもしれません。


日本投手がアメリカに行くと、怪我が多い印象を受けます。最近でも、大谷選手(投手として)、千賀選手、前田選手、ダルビッシュ選手など、多くの投手が怪我に悩まされ、トミージョン手術を受けた選手も少なくありません。原因としてよく言われるのが、ボールの違いです。そこで私は、訪米の際に球場で公式球を手に入れ、甲子園球場で入手した日本のプロ野球(NPB)の公式球と比べてみました(タイトル写真:左がMLB公式球、右はNPB公式球)。

もちろん見た目はほぼ同じですが、質感は異なります。MLBの球の方が表面が少しツルツルしていて、縫い目も違うと感じます(糸の高さが低く、縫い目の幅が長いようです)。実際持ってみると、若干滑りやすいことがわかります。私でさえ違いがわかるのですから、毎日ボールに触れているプロの選手にとっては深刻な問題でしょう。山本選手の場合は原因が違うかもしれませんが、異なる環境で挑戦を続けている彼には、ぜひ頑張ってほしいものです。

MLB公式球の拡大図
NPB公式球の拡大図


もうひとつの心配なニュースは私の大好きなベッツ選手の負傷です。今日の試合でデッドボールを受けて左手の甲を骨折し、やはり長期離脱となってしまいました。今シーズンは、外野からショートにコンバートされ(こんな話は、これまで聞いたことがありません)、再度 MVP を取るのではないかと言われるくらいの活躍をみせていただけに、残念です。一日も早い回復を祈っています。


少しマニアックな話になってしまいましたが、今日は嬉しいニュースと残念なことが重なった1日でした。山本選手とベッツ選手の早い復帰を願い、この話を締めようと思います。

せっかくの機会なので、次回もMLBの話題をお届けするつもりです。



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