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「何となく」な目標設定を卒業する方法〜目標設定編〜|チャレンジログ #14

ヨロコビ可能性コーチ:shuzoです!
今回は前回に引き続き、目標設定の方法について、キャリコン/コーチ/経営者の視点でTips的にお伝えします。

◯対象となる読者さま
・毎年目標を決めるけど、結局イマイチな感じになってしまう
・そもそも目標を設定してなくて、何となく日々が過ぎることに危機感を持っている
という方の参考になれば幸いです。

目標設定の2歩目|PDCAの「A」

さて、前回お伝えしたことの要点をザックリまとめると、目標設定するにあたって、まずは直近の実績を振り返りましょう。というものでした。
PDCAサイクルのP(計画)からではなく、C(振り返り)を行い、A(反映)することからはじめましょうという内容です。

で、僕の2019年の振り返りで見えたことは以下の点でした。

■振り返って見えたこと
そもそも計画を立てる段階で、見込みが甘い。
数字の根拠、スケジュールの妥当性といった部分が弱い。

ということで、2020年の目標は、この点を程よく採り入れて行います。
この「程よく」というのがポイントで、あまりそれに縛られ過ぎると、僕の場合は楽しさが無くなってしまい、結果的に力が発揮できない事態になりかねません。大事なことは、自分がどういう人間であるかをある程度理解しておくということです。

僕自身のことについて軽く触れておくと、物事への取り組み方として、探索的に創意工夫しながら、アドリブでやっていくことが好きな特性を持っています。目的志向的に定めたことにひたすら邁進することは、実はあまり得意ではありません。結果が見えていることにあまりワクワクしないというか、飽きちゃうのでしょうね。

そういう自分自身の特性を理解しつつ、とはいえ立場や成長のために少しハードルを設けるような設定方法が理想といえます。このバランスが大事ですね。そこの加減はまだ見えてませんが。

では、この方向性をもって、2020年の目標を組み立てていきます。

目標設定の構成|状態(スタンス)と行動(数値)のバランス

年間の目標設定を行う際に僕が意識するのは異なる2つの性質です。
ここが「何となく」を卒業するためのポイントでもあります。

【1】 状態
多くの場合、年間の目標を決める時は「こんな感じになったら良いな」という雰囲気であったり、1年という期間が過ぎた時の状態をイメージすると思います。つまり、未来に対するイメージです。これは僕も同じです。

スポーツの世界でも、イメージトレーニングをして、マインドを作り上げていく事は、能力を高める方法として昔から行われています。コーチングにおいても、このアプローチは使います。それだけ、未来をイメージすることは、人間にとって大切なことなのです。未来イメージ ≒ 夢(vision)ですからね。

僕はこれをスタンスと呼んでいます。自分もしくは、1年がどういう状態になっているかを定めるのです。

さらに、ここ数年は、このスタンスを漢字1文字で表すという取り組みを行っています。書き初め的に。スタンスはあまり細かくし過ぎると自由度が無くなってしまい、自分の首を締めることになるので、これくらい抽象的な設定方法で良いと思います。
※個人の感想です

それでは僕の今年のスタンスを発表します!
■2020年のスタンス

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非常に駄筆な書を公開するのが恥ずかしいところですが、iPadを床に置き、Apple pencilを筆に見立てて四苦八苦するのが、ここ数年の僕の新年の恒例行事となっています。今後上達するかは....きっとテクノロジーがサポートしてくれるはずです。

さておき、スタンスの意味をお伝えします。

■「響」の意図
・漢字の意味として「音が伝わる」というものの他に「空気や大地を震わせる」「人に評判などが伝わる」も含む(参考:コトバンク
・関連する言葉:影響、響鳴 → 英語でいう「impact」
・相手(対象)が存在する前提である(自分だけでは響きは生まれない)

今、挑戦しているプロコーチのトレーニングでも、日々この「響」については考えています。人にどれだけ変化をもたらすことができるかがコーチの存在意義です。それを少しでもマスターしたい。その意味が1つ。

もう1つは、上記のように個人と、年始に実稼働させた法人の認知を広げたいという願いを込めました。

さらに、昨年までのスタンスと違う点があります。
それは、相手がいるということ。相手の事を意識するということ。誰にも左右されない確固たる自分自身の在り方はとても大切です。それがある程度定まってきたからなのか、反応を意識していくフェーズに入ったように思います。

これらの結果、人や社会にインパクトをもたらしたい。それが僕の2020年のスタンスです。今年末に振り返った時に、多少でも今よりかはそれができている状態になっていたら、本当に意味のある1年になると感じます。

【2】行動面
続いて、スタンスと2TOPを飾る行動面の目標です。
こちらについては、2019年の内容をベースに、振り返りの内容を反映して以下のように設定しました。

1. 立ち上げた法人にて、50名のお客様の「新たなチャレンジ」を生み出す
期限:年内
→去年は未着手だったので、項目自体は持ち越しつつ、数字の妥当性をより高め、現実的なものにしました。

2. クライアントへのコーチングセッションを100時間実施し、プロコーチ資格を取得する。期限:9月末
→こちらも2019年は未達のため持ち越し。スケジュールを現時点の進捗率を見て現実的なものにしました。

3. 学びと実践を継続する。特に大・中のスケールに力を入れる。
期限:ー(通年)
→こちらの項目は余程のことが無い限りは、ずっと設けていきます。昨年できなかった長期的な学びを、今年はちゃんと取り組むことに挑戦します。逆に、短期的なものは控えめで良いかなと。

4. 社会との接点のバリエーションを3つにして、継続的にコミュニケーションしていく。具体的にはnoteの発信を39回、その他を数回行う。
期限:ー(通年)
→こちらは昨年の内容からやや強化というか、アプローチを少し変えました。昨年は「個人・法人の情報発信を週1回は行う」というものでしたが、noteのみで行った結果、計24回=達成率46%でした。やはり、自分の特性上、少し飽きてしまうのかなと。
 なので、認知してもらうための取り組みの種類=コミュニケーション方法を増やして、反応の違いを生み出し、自分たち自身のモチベーション維持と変化につなげていく事を試してみます。追加する方法の実施回数は追わずに、まずはトライアル的に。
なお、noteでの発信数は昨年比50%増に設定しました。これでも割とチャレンジングだと思います。

という感じで、2020年の僕のスタンスと行動面の目標設定が完了しました。
スタンスは自由に、自分の良いイメージを軸に行動面は愚直に、根気強く追っていくというバランス感が僕にはfitすると感じます。

途中お伝えしたとおり、各個人の特性を踏まえて設定することが望ましく、決して僕のパターンが唯一の正解では無いと思います。ここでお伝えしたことのうち、何らかでも皆さまの目標設定の参考になれば幸いです。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2020年が皆さまにとって素晴らしい1年になりますように!
挑戦に幸あれ!

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