会社員からフリーランスになる人向けの記事 税金がらみの話編

タイトルのような人が僕の身の回りになぜか数人いるので、その人のために書きました。

税務署に行く

  • 開業届を出す

  • 青色申告の承認届を出す

まずは何も考えずに税務署に行って、この2つの手続きを済ませてください。開業届は特に意味がないけど一応出しておきます。青色申告は税金が安くなります。

やっていることの意味がわからなくても、書類の書き方ががよくわからなくても大丈夫。税務署の人は懇切丁寧に教えてくれます。

余談ですが、税金がらみでふとした疑問がわいたときに税務署に電話するとなんでも教えてくれます。うまく活用しましょう。

税理士を紹介してもらう

すでにフリーランスでバリバリやっている人に「確定申告を丸投げできる税理士」を紹介してもらいましょう。個人事業主なら費用は10万~15万くらいだと思います。

会計ソフトを使って確定申告を自分で済ませるという方法もありますが、専門家にやってもらった方がいいです。

なぜかというと、確定申告って正解が分からないんですね。間違っていても受理されてしまうので、自分でやってもノウハウが身につきにくいんです。

そして毎年「本当にこれでいいのか?」と申告した後も不安になります。もちろん時間もかりますからね。それならやってもらった方がいいと思うんです。

国民健康保険以外の健康保険に入る道を探す

有名なところだと文美(https://www.bunbi.com/origin.html)でしょうか。ちなみに私はライターということで10年くらい前に入れてもらおうとしたんですが、「あなたはライターじゃなくて指圧師ですよね?」と言われて入れてもらえませんでした。

小規模企業共済を検討する

フリーランスのための退職金の積立です。掛け金の全てが税務的な損金になるという特徴があります(平たく言うと税金が安くなります)。また、これまで払ってきた掛け金の範囲でお金を借りることもできます。

似たようなやつにiDeCoがありますが、小規模企業共済の方が制度として使いやすいです。まずはこちらを優先して入ったがいいと思います。お金に余裕ができたら併用するのもアリだと思います。

領収書とかの書類を全部取っておく

領収書は全部取っておくというのは基本なのでみんな知っていると思います。他にも取引先から来る「支払明細書」などの書類も全部とっておきましょう。あとで税理士に見てもらいます。

住民税と所得税と健康保険と国民年金のことを忘れない

いままでは会社が天引きしてくれていましたが、フリーランスは自分で払うことになります。本当に高くて真剣にビックリすると思います。体調悪くしないでね。僕は毎年悪くなります。

インボイス登録するべきか?

同業者に話を聞いたり、取引先の動向を見ながら考えればいいと思います。ちなみに私はいまのところしていません(でも、来年あたりすることになりそう)。

ここに書いてあることって基本中の基本

特別なノウハウではないのですが、意外とやっていないフリーランスは多いです。とにかく最初にサクッとやっておくのがいいと思いますよ。

サポートしていただけたら妻においしい果物を買ってきます。