「トレーニングの3原理&5原則」とは
筋トレの効果をきちんと出すためには、「トレーニングの原理・原則」を知っておく必要があります。毎日筋トレをするべきか、重量はどれくらいがいいのか、どのくらい続ければいいのかなど、トレーニング時によくある疑問を解決する手助けにもなります。
目次
トレーニングの3原理とは
トレーニングの3原理には、「過負荷の原理」「可逆性の原理」「特異性の原理」があります。ひとつずつ解説していきます。
1. 過負荷の原理
日常生活以上の負荷を身体に与えなければ、トレーニングの効果は現れません。
これを「過負荷の原理(オーバーロード)」といいます。
日常生活と同等の負荷では、効果が現れにくいです。
すでに日常生活その刺激に慣れてしまっているため、身体は変わりません。
それには強度、時間、頻度という三つの条件があり、至適負荷としてこれら3条件が満たされてはじめてトレーニング効果が期待できます。
2. 可逆性の原理
トレーニングを行って高めた体力や筋量も、トレーニングを止めてしまえば元のレベルに戻ってしまいます。
これを「可逆性の原理」といいます。
体力や体型を維持するためには、トレーニングを継続していく必要があるのです。
3. 特異性の原理
トレーニングはやり方(負荷設定など)によって効果が変わります。
これを「特異性の原則」といいます。
同じトレーニングを続けていれば、その筋力のみが増加し続けるというものです。
↪︎例えば、スクワットでトレーニングすれば、スクワットを行う筋力がもっとも増加するというものである。
そのため、どんな目的であれ、目的に合った正しいやり方を行う必要があります。
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