見出し画像

自分をいつも見ている目を持つ

こんにちは、
小金沢有希です。

先日、
オントロジカル・コーチングスクールの
キックオフ・カンファレンスに
参加してきました!

2日間、
座学⇔実際に体を動かして
体験するプログラムの中に
身を置きました。

この行き来ができるプログラム構成が
本当に素晴らしく
学びの助けになりました!

ということで
今回学んだことを
レポートしたいと思います!

ラットレースから抜け出すには?

ある【成果】を得るには
何か【行動】をしますね。

成果を得ようとして行動をすることは
自然なこと。
同時にその成果が必ずしも
得られるとは限らないということも
経験則で知っています。

では疲労感を感じたり
コミュニケーションに圧力が生じたりするなど
これは〝ラットレース〟だと
感じている時、何ができるでしょうか?

自分を3階から見てみる

自分を見るもう一つの目、
〝BIG EYE〟を持ってみる。

・嬉しい
・お腹が痛い
・困っている

この〝BIG EYE〟のお役目は
だから⚪︎⚪︎である
という解釈まで進まず
現状を認識するのみ、ということ。

自分で自分を観察して認知する
もう一つの視点を持つ、
ということです。

では自分を自分で観察する、
ということを実際にどのように
やるのでしょうか?

センタリング

姿勢、体の様相は心の状態を表します。

ここまでがどのような状況・感情であれ
一旦フラットにすることです。

今回特に面白かったのは
それらを実際にやってみる
喜怒哀楽を体の方から表現するワーク。

例えば哀しい時、
体は内側に縮こまる方向へいき
全身が哀しい表情になりますね。

それをやってみます。

決して哀しいシチュエーションを
頭の中で想像していたわけでは
ないのですが
全身が哀しい表情になったとき
私は涙がすぐに出ました。

特に私のように
自分全体が感情に飲み込まれやすい人は
やりやすかったのですが(!)
一方でソーシャルな場で
感情をそのまま出すことが
コミュニケーションの邪魔になると感じる
場合もあることでしょう。

ここに上記のBIG EYEの存在があると

『ではこの感情は
私に今何を伝えようとしているのだろう?』
『さてここで必要なのはどれ?』

と再選択が可能になります。

その時すでに
自分の体にもスペースが生まれ
感情に飲み込まれた状態からは
変わっています。

その感情を持っていることは
知っているけれど
飲み込まれているわけではない

という状態になり
それは次へつながる
建設的なサイクルに既に入っています。

喜怒哀楽を
無かったことにすると拗れるし
爆発させても自滅的になります。

『気持ちを切り替えなきゃ』
と分断すると無理が生じ
緊張が生まれませんか?

そこで、

哀しい→楽しい
のように感情から感情へ切り替えるのではなく
一度フラットにする(=センタリング)。

その後、次へ向かう。

このように
一度センタリングを経由します。

さらに
このセンタリングのいいところは
練習可能なスキルであるということ。

引き続き
トライしたいと思います。

言葉は体でも聴いている

言葉は体でも聴いています。
さらに
体の状態によって感じ方は変化します。

『今から車で迎えにきて欲しい』
と40度の発熱中の倦怠感がある時に
言われるのと

お風呂上がりのサッパリしたときに
言われるのとでは
心象が違いませんか?

Body、Emotional、Language。
私たちのコミュニケーションツールは
言葉だけではありません。

体にも協力してもらい、
感情も使うことで
伝わるコミュニケーションが
実現します。

相手にインパクトを与えるコミュニケーションをするには

人間はSocialな生き物。
①体→②感情→③思考、の順で働きます。

この順序が逆になると
コミュニケーションが拗れます。

体の反応や感情を
理性で押さえ込もうとしていると
いくら言っても伝わらない
ということが起きます。

相手へのインパクトを与える
コミュニケーションをするには
体・感情を伴う必要がある。

当たり前のようでいて
感情に飲み込まれると
できないことだったりします。

ブレークダウンはチャンス

疑問が生まれたらそれはおめでとう!
知らないこと、それは金脈発見のサイン。

こんな言葉が講師から飛び出しました!

ブレークダウン(breakdown)
とは、破壊です。
ブレークスルー(breakthrough)
とは、突破です。

ブレークダウンは
これまでの習慣から
抜け出すためのチャンス。

ブレークスルーは
ブレークダウンありき。

これらの言葉を聞き
知らないことは不安で緊張感を生む、
だから嫌だ、と感じることが
多かったこれまでの自分に気付きました。

一方、周りの参加者さんからは、
プレッシャーって〝こっちだよ〟
と誘ってくれる
サインで、背中を押してくれるもの、
と捉えている方もいました。

捉え方で随分変わりますね。

自分はどう捉えているか?
それは概念を作り
アイデンティティをつくります。

信じていたものを疑うと

賞味期限切れのもの、
いつか誰かに言われて
信じていた自分の意見ではないもの、
文化的に常識とされているもの

などを発見します。

そもそも賞味期限があるとは知らず
ずっと保管していたりするものだって
あります。

それをアイデンティティと
感じている場合、
これはアイデンティティの崩壊のように
感じます。

だから
渦中にいるときは苦しいけれど
こうして一度燃やし灰にすることで
再生への道が見えてきます。

突破の先には
再生があります。

再生は、
破壊なくしては起きない。
セットなのですね。

一度でもこれを経験すると
自分は変容できる、と
言えるようになります。

自立へのプロセス、
変容の道がひらけます。

……………

私はこれから6ヶ月の
オントロジカル・コーチングの
旅をします。
またレポートします!

*私の参加したプログラムはこちら!
(ご興味ある方、ぜひお繋ぎします)
『オントロジカル・コーチング協会は、オントロジー(存在論)を基盤とするコーチングの研究・普及・実践の促進を目的として設立いたしました。
オントロジカル・コーチングは、クライアントが抱える課題を自分自身の「Being(自身の在り様)」の解釈を本質的に変えることにより、前例のない解決策を探求するVUCAの時代に適したコーチングです。当協会はオントロジカル・コーチングの実践と発展に貢献し、コーチングの分野全体の発展に寄与することを目指します。』


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?