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大手企業OLから無職になり旅行三昧…その後水商売しながら転職活動をした2022年について

【2022年5月〜6月】

某大手ハウスメーカーに勤めて4年目。

ある日の仕事中、急に思い立つ。支店長のところに行って「今転職活動してるんですけど、先ほど第一志望の会社に内定もらって、、、」と嘘を付く
ほんとは転職活動なんて一切してなかったけど、1ヶ月後仕事を辞めた。



その会社はマジで嫌いだった。元々東京勤務で内定もらったのに、入社直前になって大っ嫌いな地元の群馬配属にさせられたから。勤めてる間何回も「東京の支店に異動したいです」って相談したけど全部適当にあしらわれた。

でも、すぐ辞めたら根性ない人間と見られる。転職しづらくなると思って3年は耐えた。周りに「群馬に縁があるんだよ」ってからかわれたり、「なんで群馬いるの?東京来なよ」とか言われてイライラしながら働き続けた。

会社にいたぐんまちゃん

出社すると朝から支店長が怒鳴り散らしてて「死◯よ」「殺◯ぞ」みたいな言葉が聞こえるとか、飲み会で酔うと上司が女の子のほっぺたにチューするとか、サービス残業強いられるみたいなそういうパワハラ・セクハラについては「これが社会なのか〜」くらいに思ってたけど、勤務地を変えてもらえないことだけは許せなかった。

【2022年7月】

無職になった。親には「仕事どうすんの?」って言われてたけど、特に決めてなかった。とりあえず社会に疲れてたから、趣味の旅行をすることに。

まずは3泊4日で奄美大島へ。初の1人旅。

ボーッとするのに最適。
カツ丼屋
食事後、女将さんが自宅に招待してくれた。
居酒屋
店員さんが黒糖焼酎の飲み比べをさせてくれたり、
中学生の女の子が島唄を聴かせてくれたり。
お代は隣にいたお客さんが出してくれた。


その2週間後、友達とタイ🇹🇭へ。
※コロナ禍だから、帰国前現地でのPCR検査が必須。

ワットポー
タイ料理
市場

タイから帰ってきてすぐ、次はパパ(実父)とベトナム🇻🇳。

ホーチミンへ
ジャングルクルーズ
AK-47を撃たせてもらった

※AK-47とは世界で一番人を殺してるといわれている銃である


【2022年8月】

8月は友達と遊んだり、映画観たり。あとはひたすらダラダラ。ニートってこんな感じか、と思った。焦りはなかった。

高校卒業後、すぐ専門学校に入学して、その後間髪入れずに企業へ新卒入社。自由な時間を過ごすのは人生初めてで、楽しかった。

【2022年9月】

憧れのアメリカへ1ヶ月間、1人で行った。
※英語は全く話せません。

ニューヨーク
ナイアガラの滝
サンディエゴ
(日本の友達が住んでる)
ロサンゼルス
(上記とは別の友達が日本から来てくれた)
ラスベガス
グランドキャニオンのツアー
シアトル
サンフランシスコ

1ドル144円くらいの時期だったし物価も高い。1ヶ月間で約145万円使った。いつか詳しくnoteに書こ。


【2022年10月】

上旬にアメリカから帰国。

そして中旬。群馬にはもう用がないと思って東京へ引っ越した。場所は中央区の銀座付近
ついに自分も都会の女だ!

もう少し遊んでたかったけど、さすがに貯金が厳しくなってきた。そこでガールズバーでバイトしながら、ついに転職活動を始めることに。

★ガールズバーとは★
スナックと同じように、カウンター越しで接客をするスタイルのお店。

近所のガールズバーに面接行って、さっそく仕事開始。今まで水商売はしたことなかったけど、前職で上司をヨイショ!してきた自分ならいけるとなんとなく思った。

実際似たような感じだった。けど、いきなり「バカ!」「うるせえ!」とか暴言吐いてきたり、「俺くらい稼いでる人そうそういないから媚びた方がいいよ。」とか偉そうにしてくるお客さんもいて、結構ストレスが溜まった。

「外で会おう」って言われて、仕事が終わるまで店の前で待ち伏せされたこともあった。

源氏名は『ひより』

でも悪いことだけじゃなかった。一緒に働く女の子はみんなめっちゃ可愛くてめっちゃ面白かった。そういう子たちが、私の頭をよしよしって撫でてくれたり、腕組んできたり。女の子とキャッキャしてる時間は楽しくて幸せだった。(無料でガールズバー堪能!)

一方で、転職活動はなかなかうまくいかなかった。何社か応募しても書類選考(自分で作った職務経歴書で選考される)でまずバンバン落ちる。退職してから時間が経ってるのも1つの原因だと思った。もう無職4ヶ月目だった。

【2022年11月】

なんとか書類が通って面接が決まっても、一次面接で不採用。47社も応募してたけど、ほとんどそんな感じ。ポジティブな自分も割と落ち込んだ。

そんなこんなだったがある日、一度書類選考で落ちた企業から、別のポジションで選考を進めてみないかとオファーがきた。でも必須条件には『大卒・大学院卒かつこの業界で就業経験がある方』と。私は専門卒だし元々全然違う業界…。
けど職務経歴書を見て、面接を受けてみませんか?と言ってくれた。前職への不満は多かったけど、今までの経歴を見てそう思ってもらえるなら、勤め続けて良かったなと思った。

ただそこは東大生に人気な企業の1つでもあるらしく、難易度は高そうだった。面接回数も合計3回。他社は基本2回。まぁどうせここも落ちるんだろうなーと思って、雑談でもする気持ちで面接を受けた。

【2022年12月】

これがなんと、受かった。
案外話が盛り上がって、面接もトントン拍子で進み、見事内定!
来年の1月に入社することになった。

場所は港区某所。窓から見える夜景が死ぬほどきれいな場所だった。群馬では畑と国道に挟まれたところで働いてたのに…。

社内から見える景色

活気があって士気の高い職場。キレイで広くてオシャレなオフィス。まさか自分がそんなところで働けるとは思わなくてめちゃくちゃ感激した。

もうガールズバーでおじさんの相手しなくて済むんだ!って思ったら嬉しかったけど、可愛い女の子たちと会えなくなることは残念に思った。


【2022年まとめ】

ある日思い立って仕事を辞めた。
お金が許す限り旅行して、
その後憧れの東京へ引っ越し。
そして人生初の水商売をしながら転職活動。

先が見えない不安定な期間もあったけど、年内には全てやりたかったことを終えられた。
波瀾万丈な1年だったな…。



それにしても銀座付近に引っ越して、新しい職場は港区。群馬っ子がいきなりなんか感じ悪くなったなぁ…と自分でも思う。

けど、今までやってきたことがちゃんと良い方向に繋がったのが嬉しくて、ここまでよく頑張ったね!って

少しくらいは労いたい。

おしまい


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