ファッションと「風」という言葉。

こんにちは、イメージコンサルタントの古橋香織です。

最近は縁あって、ありがたいことに政治家さんのスタイリングを行うことが増えました。時期的なものもあり選挙を見据えたお仕事が多いです。

政治界隈や選挙界隈の人とやりとりをしていくと、その中で絶対に一度は聞くのが「風」という言葉です。

この言葉の使い方として、

全然風が吹いてない

とか、

向こうに追い風が吹いてる

とか言ったりします。

一般的な認識だと、

風っていうのは自分ではどうすることもできない、抗うことができない潮流

です。主に支持政党のない無党派層の動きによって当落が決まることが多い昨今の選挙では、この風の存在がより重要になってきました。

しかし、この仕事をして色んな選挙の事例を研究していくと、服装とか見た目を変えるだけで風向きを変えることができるんですね。

※まさかーと思ってる人は1960年アメリカ大統領選挙のテレビ討論会の様子を調べてみてください。私も記事を書いてます。

アメリカ大統領選挙とイメージコンサルタント | Color Commons


このように、少しだけ意識を「見た目」に向けてあげることで、自分を取り巻く大きな流れすら変えてしまうのです。これは普段忙しすぎて「着るもの」への意識がなかなか向かない人ほど顕著です。自分の身を包んでいる服は、その人の社会的立場が高かったり影響力がある人ほど、「鎧」であり「名刺」、そして自分の言葉の力を強くする「奥の手」であります。風を吹かせる人を側に置けばいいのです。それゆえアメリカでは「弁護士」と「医者」と「イメージコンサルタント」は絶対に側に置いておけと言われているんですね。

こうして書いていると、風は選挙特有の考え方みたい聞こえますが、選挙に限らずお仕事やプライベートで「あ、自分なんかうまくいってるわ！」って時は絶対にその人には追い風が吹いているんですよ☺️

そしてその風は大きくても小さくても、その人の幸せに繋がってます。

パーソナルカラー診断をはじめとしたイメージコンサルタントのお仕事はファッションを通じてその人の人生に追い風を吹かせるお仕事なのです。

ほんと、すごい仕事だなぁと思います。

✨✨

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