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【考察】言葉・思考の大切さ

先日、こんな通知が来ました。

「あなたの記事が話題です。」

「え、なんだなんだ」
初めての通知にびっくりしました笑

どうやら、僕の稚拙な記事を引用してくれた方がいたようです。実に光栄です✨

note投稿には、誰かに読んでもらっている
という実感が湧かなかったので、
この出来事には不思議にもワクワクして、
嬉しい気持ちになりました笑

引用をしていただき、素敵なコメントを加えて下さった蒲生さん!
ありがとうございました!

蒲生さんの記事では、僕の言わんとしていることをより具体例に沿って、鋭く再考してくれています。

是非、下のリンクからご一読ください!

また、前回の僕の記事において、
宗教についての詰めが甘いことは
正に蒲生さんのご指摘の通りです笑

僕はパパッと書いて、ポイッと投稿してしまう性格なので雑な記事が多いですが、
考察に関する記事が淡白になりすぎないようにこれから意識しようと思います。

ご指摘ありがとうございました✨

以下にリンクを載せます!


さてさて、本題に移ります。

今日は言葉が自分に与える影響について、
考えてみようと思います。

1.思考の現実化

皆さんは、誰かのだったものが
現実化したのを見たことがあるでしょうか。


この質問、分かりづらいですね。笑

少し、噂が現実化した事例を挙げてみます。

〈例1〉噂と銀行の危機

女子高生の他愛もない噂が、豊川信用金庫での大規模な取り付け騒ぎに発展するという出来事がありました。
発端は、ある女子高生がこの銀行に就職する友人を、「信用金庫は危ないよ」と茶化したことでした。
この会話をそばで聞いていた別の友人が、それを本当のことだと信じて叔母に話したところ、そこからうわさが拡がり、うわさを聞いた人が、次々と自分の財産を守るために、預金を下ろそうとしたのです。その結果、豊川信用金庫は倒産の危機に陥りました。
〈例2〉2020年の春の出来事

「マスクの次は、
トイレットペーパーなどの紙製品がなくなる」という根拠のない噂が立ちました。
それによって、実際に店舗から在庫が
品薄になり始めると、
噂を信じていない人も焦りを覚えて、
購入するようになり、
本当に、トイレットペーパーは店頭から
無くなりました。

ちょっとスケールが壮大ですが、
これは、まさに、
誰かが考えた噂(嘘)が、影響の連鎖を生み、現実化した事例と言えます。

社会学者マートンはこのような事例を
分析し、一つの理論を提示しました。

それが、いわゆる「予言の自己成就」です。

マートンは、
根拠のない噂
思い込みに対して、
人々がその状況が起こりそうだ
と考えて行動することで、
事実ではなかったはずの状況が
本当に実現してしまうことを
「予言の自己成就」と呼びました。

しかし、このような「予言の自己成就」
と言われる事例は、良くも悪くも人間の生活に
溢れていると思います。

皆さんの周りには、
どのような例があるでしょうか。

・「たぶん嫌な奴」と友達になったら、
嫌な奴だった
・私の彼氏は浮気をしているか?と疑うと、
浮気をしていた
・「つまらない一日だろうな」
と思っていたら、つまらない一日だった。

いくらでも思いつくと思います。

2.僕の体験としての「予言の自己成就」

上記の〈例1.2〉では、他人の噂が現実化する例を挙げましたが、
一方で、自分の発した思考・言葉
現実化することもあります。

僕自身、身に覚えがあります。

剣道部の先輩の一人に、
ものすごく強い先輩がいました。
振りのスピード、動き、体力、筋肉量、経験値…
全てが僕よりも優れた力を持った人でした。

「自分が敵うわけがない」

僕は練習試合にて、その先輩と対峙して、
このように考えてしまう時期がありました。
その結果は言うまでもなく、大体惨敗です。

しかし、ある日。
「気持ちで負けている」
とある先輩から指摘を受けました。
そこから、僕は「自分なら絶対勝てる」
思い込むようにしました。

しかし、負けました。

「勝てると思い込む」これが難しい。

いくら試行錯誤しても、自分自身を強く信じることはできませんでした。

結果は負け続きでした。
頭の中で自分の力を信じきるのには限界が
あると感じました。

僕は、ふと思い立って、
言葉を意識し始めました。
「絶対勝つわ」「よゆーだわ」
と言うようにしました。
勝ったこと一度もないのに。

そのような詭弁を発するにつれて、
不思議なことに、
結果として練習に身が入り、
気持ち面にも変化が現れ、
段々と自信がついていきました。

そうしていく中で、
僕は、初めて
その先輩に勝てるようになりました。


「思い切りが良くなったな」
と先輩はいいました。

どうやら、「絶対に勝てない」
と思い込んでいたことが、
戦い方を小さく、
慎重なものにしていたようです。

3.予言の自己成就をどう活かすか。

「予言の自己成就」…

僕は、特に面接を受ける就活生
これを伝えたいです。

最近、僕の友人で就活をしていた人がいます。

その友人は言いました。

「ただでさえコロナだし、どうせ落ちてる

残念ながら、その友人の予想通り、
結果も大体落ちてしまったそうです。

思考が現実になってしまったようでした。

言葉には、気持ちを変え、
行動を変える大きな力がある
と思います。

「言葉には魂が宿る」と言われる程です。

元気のある言葉を使えば、
元気になり、

ポジティブな言葉を使えば、
その人自身もポジティブになると
僕は思います。

(人によっては、時に辛いかもしれませんが)

なにかを始める時に、
「どうせダメだろう。」
と言いながら始めるより、
なにか違った言葉を発する方が、
良い結果を引き寄せる気がします。

さて、
単純に綺麗事ばかり並べたような記事だと受け取られてもおかしくない文章になってしまいました。

しかし、言葉と思考、
そして現実の結果が関連し合っている。
という事実だけも知ってもらえたら嬉しいな
と思います。

いずれにしても、就活生を始め、
何かに挑戦をしようとしている人の
失敗を少しでも減らすための一助になれたら
幸いです。

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