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木管五重奏の無料演奏会を聴いた

ちょっと短い記事を書きたいと思います。本日の算数・数学ブログのほうは、ある有名な日本の作曲家のピアノ曲(小曽根真さんの「マイ・トゥモロウ」)を完コピした時の話の予定です。本日の午後1時半に予約投稿されています。そちらもよろしければどうぞ。この記事も音楽の話ですが、ショッピングセンターでの無料室内楽コンサートを聴いた話になります。

私の住んでいる町にいくつかあるプロのオーケストラのうちの1つが、近所のショッピングセンターで無料の室内楽のコンサートを開くことを知りました。木管五重奏です。木管五重奏とは、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの各1名による室内楽です。(このとき、ホルンとファゴットのどちらを先に書くべきなのかはいまだによくわかりません。スコアを見たらわかるはず・・かもしれませんが、不勉強ですみません。)

事前に、プログラムを聞いておきました。そのプロオケに電話しておたずねしました。かけ直して教えてくださいました。いま考えてみると、かなり親切に教えていただいたことになります。手厚いオケですね!

以下のようなプログラムでした。

モーツァルト 「フィガロの結婚」序曲
魔女の宅急便
ビゼー カルメンよりアラゴネーズ トレアドール
天空の城ラピュタ
となりのトトロ

これらを木管五重奏でやるって、かなり大変なはずです。私も木管五重奏の経験はありますが、大変です。おそらく編曲者もかなり辣腕な人が手掛けておられるのだろうと想像しました。期待して行きました。

当日は、平日の昼間でしたが、私はばたばたと用があり、昼はコンビニのおにぎりを買って食べて、開演の1時間くらい前に着きました。場所はすぐにわかりました。商店街の吹き抜けになっているところに、譜面台が5つ立っており、ここだろうと思いました。

椅子が、おそらく50か60くらい並んでいました。私も教員の経験がありますので、だいたい40人クラスでどれくらいの椅子の量になるか、感覚はあるわけです。1クラスよりは多いな、と思ったので、50か60か、もう少し多いくらいの椅子の数だったのではないかと思いました。しかし、開演の1時間くらい前から、かなり満席であり、ようやく私は座れました。早めに行って正解です!平日の昼間だからだと思いますが、座っているかたの年齢層は高めでした。

あとは、皆さん立ち見であるわけです。それから、お買い物をしていて、音楽をやっているので足をとめる人もたくさんおられたことでしょう。

最初に、モーツァルトのフィガロの序曲です。これを木管五重奏でやるのはすごい!編曲者もすごいと思いますけど。この曲は、私はオリジナルのオーケストラ版を、いまから30年以上前、高校1年生のときにやりましたけど、すごく難しい曲でした。とにかくすごかったです。

そこから、ジブリの音楽などをはさみつつ、ビゼーのカルメンは、よくCDなどで聴く、有名な2曲でした。「トレアドール」というのは、いわゆるかの有名な前奏曲そのものでした。

再びジブリの有名な曲をやって、おしまいとなりました。アンコールに、再び「となりのトトロ」の「さんぽ」でした。楽しかったです!

私も自営業となり、お金とはなにか、仕事とはなにか、ということをよく考えるようになりました。やはり、プロの演奏家の皆さんはさすがであり、お客さんに楽しんでもらおうという気持ちが伝わって来て、さすがだなあという気持ちになりました。私もがんばろう!皆さんに喜ばれる、プロの数学講師を目指そう!

さて、ここでちょっと脱線です。私の木管五重奏の経験からです。これも30年以上前の話にはなりますが、高校オケでときどき木管五重奏をやったのと、大学1年、2年のときに、大学オケでやったというのが、私の木管五重奏の経験のすべてになります。なかなか「フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン」が各1ずつそろうということは珍しいですので、ほかに経験がないですね。

大学オケをやめたのちの話としては、寮の後輩でホルンをやる者がいて「もくご」やりましょう!と言われたことがあります。私は木管五重奏を「もくご」と略す文化はそのときしか知りません。しかし、5人はそろわないのでした。そのまたずっとのち、大学院の同じセミナーに、オーボエをやる先輩と、ホルンをやる後輩がいることを知ったことがありましたが、これも「もくご」には至りませんでした。

高校オケの思い出はいろいろあり、そのうちブログでも紹介したいです。大学オケでは、大学1年のときのモーツァルトのディヴェルティメント、大学2年のときのダンツィ、イベールが、大学のときの経験のすべてであると思われます。(木管五重奏という編成のために書かれたオリジナル曲は、ハイドン、モーツァルトやベートーヴェンは書いていません。古典的な作品としては、ダンツィとかライヒャとかが有名です。)それで、モーツァルトのディヴェルティメントの木管五重奏版をやったときの思い出は、東大オケの駒場祭での室内楽喫茶での思い出を、ブログ記事として書き、予約投稿してあります。いまのところ、5月10日㈮の夕方に公開される予定です。よろしければそちらもどうぞご覧くださいね。

というわけで、ショッピングセンターでの無料の室内楽を聴いたというお話でした。プロとはなにか、ということについて、改めて学ばせていただくよい機会となりました。すばらしかったです!そして、終わって帰宅し、算数の授業をしたというわけでした。いい息抜きでした!

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