フリーランスの時短飯
既婚子なし、在宅ワークのフリーランス。となれば、いくらでも手をかけたご飯を作れそうなものだが、生来の面倒くさがりと、段取りの悪さゆえ、あまり料理に時間をかけられない、かけたくない。しかし、出前サービスやテイクアウトばかりでは、気になるのは健康。
そんな、アラフィフずぼらフリーランスの「健康で文化的な最低限の食生活」を支えてる3つの技をご紹介します。
●ヘルシオクック様に頼る
材料をセットしてほっとけば料理が出来ちゃう、ご存知魔法の調理家電。
おでん、カレー、肉じゃが、あとはラタトゥイユも、豚の角煮も。
ヘルシオ様なら、匠の技で仕上げてくださる。ちゃんと分量を守れば、人間がつきっきりで作るより、格段に旨いとさえ思う。特にありがたいのが、タイマー設定。
朝、材料だけ放り込んで出ていけば、帰ってきた時はホッカホカの出来立て状態。あとは食べるだけって、これは夢なの…?
「蒸し技」も、ヘルシオのおかげでグッと身近になった。旬の魚とキノコのホイル蒸しとか、シンプルに蒸し野菜とか。「無水調理」が多いので、普通に茹でると逃げちゃう野菜の成分を、逃さず丸ごといただけるのもありがたい。
ヘルシオ様がメインを作ってる気配を背後に感じつつ、味噌汁やら夫のお弁当をコンロで作ってると、気分は背中を預けあう、まさに「相棒」。
そう、「自分一人で全部作らなきゃいけない!」って精神的プレッシャーから解放してくれるのが、ヘルシオ様のいちばんありがたい効用かもしれない。
台所の孤独な魂を救済する、まさに神家電。
●ふるさと納税の肉
ふるさと納税で少し高い肉を取り寄せて、冷凍庫に保存しとく。これは未来の自分へのプレゼントだ。
やがて、仕事が煮詰まってきて、献立考えるどころじゃない夜が来る。
「でも、今から弁当買いに行くのも面倒くさいし、何より、しんどい局面だからこそせめて、美味しいもの食べたい」
そんな夜に、コイツを思い出した時の幸せよ。レンジ解凍し、塩胡椒だけして焼く。
「旨い!旨い、旨い!」
煉獄さんばりに連呼。高い肉は、下手に料理するより、焼くだけが旨いのだ。ありがとう過去の自分。節税にもなるし。
●それすら間に合わず、テイクアウトやら弁当に走る場合。
せめて、味噌汁とおひたしを作る。あとは、面倒でも弁当容器から出して、ちょっといいお皿や小鉢に盛り直す。
それだけで殺伐とした食卓がほんのちょっとホッコリするし、栄養学的にもマシになる…はず。
休日とかには少し凝ったものも作るけど(あと、最近は夫が週末料理を頑張ってくれている)、私のようなズボラ者の平日ご飯は「少ない手間で、楽しさと健康を維持する」食事、と割り切ってもいい気がする。日々、機嫌よく過ごせるのがいちばん大事だから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?