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バリキャリ女子を目指したら働けなくなってしまった話-#1

ー 出張中の上司からの電話を切った途端、

自分の中で何かがぷつんと切れた。

PCの字が読めない。メールが打てない。上司から指示のあった書類が探せない。

もう何連勤した日のことだったんだろう。今でも思い出せない。



2021年3月。

年度末で今年度の仕事をまとめなければいけない繁忙期で、

年末から忙しく、正月も大晦日しか休みが取れなかった。

でもそれでもよかった。



どうせコロナで実家には帰れないし、

特別一緒に過ごしたいパートナーがいるわけでもない。

それなら仕事=やることに溢れてる方が社会人として

生きてる価値を感じていた。



「仕事で成果を出せる女になる」

今の時代、働く女性が活躍する中で、

可能性としては全く低くない話。

親族一同からの「いい人はいないのか」尋問に

仕事で成果をあげていれば文句も言われないんじゃないか。



まだ元気な祖父母にひ孫の顔は見せてあげたいけど、

仕事で生んだ作品たちだって私の大切な我が子だ。

その我が子が活躍する姿を見せることができれば・・・。

私はバリキャリ女子になろう。


そんな私がある日突然働けなくなり、

何に気付き、何がよくて、何がダメで、どう生きているかのお話。


働く女性

心の不調

アラサー女性

悩みのある就活生や社会人、若い女性のお手伝いに少しでもなればと思います。





#バリキャリ #精神疾患 #適応障害 #アラサー女子



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