2020年CX(顧客体験)爆発!

2020年。いよいよ「東京オリンピック」開催の機運で盛り上がっていく一年ですが、
「オリンピック」以外では、どんな変化が起こるでしょうか?

「ディスラプション(Disruption|破壊)」的なビジネスモデル、プレイヤーの登場はあるのでしょうか。


■楽天|4月に携帯商用サービス本格参入
・「楽天モバイル“携帯キャリアサービス”」4月からサービスイン
・三木谷浩史会長兼社長携帯事業会社の楽天モバイルの最高経営責任者(CEO)に就く
・2020年3月末までに東名阪で、3432カ所以上の基地局を設ける
・楽天は携帯の料金プランは未定
https://network.mobile.rakuten.co.jp

「同一サービス」には「4つの選択肢(提供)」が必要、と言われています。
「NTTドコモ」「au|KDDI」「ソフトバンク」につぐ4つめが「楽天」。

「楽天」は、「ECモール」、「クレジット/決済」、「スポーツチーム運営」、
「旅行(楽天トラベル)」「ポータルサイト(Onfoseek)」「チケット販売(楽天チケット)」などのサービス展開のほか、
「動画配信(楽天TV)」「ライブ動画配信(楽天LIVE)」なども展開。

それらすべての利用が「楽天モバイル(携帯キャリア)」で行われれば、
「土管」も「生活すべてをまかなう水」も両面でユーザーとの接点、データが取り扱われることに。

楽天は、他社より「データビジネス」では先行している部分もあり(ECデータ×広告)、
GAFAにより対抗意識は強いはず、、、今後の動きに注目です。

加えて、「楽天」のクリエイティブのすべては「佐藤可士和氏」が統括しており、
「佐藤可士和氏」が「OK」を出さない限り、楽天市場のサムネイルもロンチできないような体制だとか!

クリエイティブもガバナンスを強化し、手中に収める「巨大なデータベース」とともに、
いよいよCX(顧客体験)で驚くべきものを見せてくれそうな、、、そんな予感。

■任天堂×USJ|
・任天堂による「知的財産(IP)を生かしたビジネスモデルの構築」へ
・USJに任天堂のキャラクターとその世界観をテーマにしたエリア“SUPER NINTENDO WORLDを開設
・リストバンドと「USJアプリ」との連動によりゲームの世界をリアルに体験できる
・来場者どうしでリアルタイムに競うランキングも
https://www.usj.co.jp/nintendo/

インバウンドで人気の公道を走る「マリオカート」、、、。
それどころか「ゲームの中にはいっちゃう」というエンターテイメント体験。

「ディズニーリゾート」に対し、キャラクター(提携)に制限がなく、日本ならではのIPも活用もできるUSJの方が、
集客規模も拡大するのでしょうね、、、。
リストバンド×アプリで、園内の行動データも蓄積でき、スムースな誘導や物販の訴求なども可能になる。
「夢の国」では、財布のひもが緩む、というのはセオリー。

IPの利活用とテーマパークの建設(サービス開発)への投資対効果も十分読み込んでいることでしょう。
全方向の「マーケティング」ですね。

■NHK|NHKのネット同時配信サービス開始
・NHKは今春、同時配信サービスを始める
・これまで「大型スポーツイベントや災害報道などに限定」されていたが、対象は全番組に拡大
・受信料契約を結んでいる世帯にIDを発行し、スマホなどで視聴できるようにする
・スマートフォンやPCなどの所有者が新たに受信料を負担する必要はない
・受信料は、2020年10月までに実質4・5%引き下げられる見通し
https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20191224.pdf
https://www.nhk.or.jp/hybridcast/online/

NHKも「月額2,230 円の受信料」を払うサービスと考えれば、サブスクリプションモデル!
約2300円の受信料を、押しなべて払ってもらうためには「うち、テレビないんで」との口実が通じないようにするんだなっ。

一方、「同時配信サービス」をNHKが一般的に広めてくれるんだと考えれば、追い風も見込めるか?!

「2300円のTV放送と配信の同時サービス」。

5Gのサービスインも見込まれている2020年。
「いつでも、どこでも」をCX(顧客体験)としてどう具現化させられるか。
いよいよ、CXを武器に、決戦はこれから!!


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