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ヘルスケアコーディネーター的にオススメな、ウェアラブル活動量計の選び方。

こんにちは。ヘルスケアコーディネーターの大木さとです。
私は以前にスマホアプリ+ウェアラブル活動量計でのライフログコーチング事業を立ち上げた経験があるのですが、そこから始まって今までに本当にたくさんの何百人という方へウェアラブル活動量計を提供してきました。

結果的に、多くの皆さんがデバイスを付けていくことで、毎日の習慣をかえる様子(行動変容)を見守る機会がありました。男女問わずです。年齢だと20代から70代まで、職業だと新卒から経営者や顧問クラスまで、さらに大学生・主婦・タレントなど、本当に幅広い皆さんでした。

そこで今回はタイプ別にオススメな、ウェアラブルデバイス(ウェアラブル活動量計、スマートウォッチ、トラッカー)をの選び方をnoteに書きたいと思います。

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まず最初に大切なこと、「付ける」というコト。

ウェアラブル活動量計は「合う人」と「合わない人」がいます。後者(合わない人)は、そもそもアクセサリーがダメのケースが多いです。
一番の人気でみんなが知りたいトラッキング項目である「睡眠の質」を見るときには、必ず寝る時に手首にアクセサリーがつくことになります。
なので、「全裸じゃないと寝れない!」という人や「寝てる間にトラッカーを外してしまう」という人は、そもそもウェアラブルデバイス以外のツールをオススメしたいです。
ただし、メーカーによっては超軽量でつけている負担を感じない端末(トラッカー専用機種)もあり、普段はアクセサリーダメな人でも、トラッカーによって得られる可視化効果の方が嬉しくってつけられている人も大勢いますので、アクセサリー苦手派でも健康管理やウェアラブルデバイスに興味があるなら、ぜひ買って試して実際に寝てみるのが良いと思います。
身近な実例でいうと、アクセサリーにかぶれてしまうのとデジタルが苦手といって長年頑なに拒んでいた私の義母(70代)も、付けてみたら腕時計と違って全く負担がないし、データにて知れる情報のほうがとっても楽しい!と、愛用をしています。

費用は様々。トラッキング経験の有無でも選び方が変わる

本当に安い製品も、たくさん売られるようになりました。それなのに「わざわざ万単位の高い機種を選ぶ理由って何?」ってくらい、数千円で何でも出来るような機能を案内している製品もありますよね。

そんな価格視点でいうと、
 ①計測&分析精度が大きく変わる
 ②故障対応が丁寧
 ③機能進化がしっかりしている
が、違う点だと思ってもらえると、良いかと。

とはいえ、全メーカーを私が使っているわけではないので、必ずとは言い切れませんけどね。笑

確実に言える経験からいうとfitbitです。つい先週の金曜日に新機能がリリースされました。これって、医療用に使われるものではないものの、睡眠中の短期的な呼吸の変化を示しているもので、睡眠時の呼吸変化として睡眠時無呼吸症候群の指標に使えるものになるかも?な新機能なのです。これって2018年1月18日に販売されているionicという古い機種でもアップデートで対応してくれている素敵さです。古い機種まで対応って、神!!

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あなたの性格も判断の大事なポイント。

毎日つけてデータをチェックしていくのですから、ご自身の性格にも影響して選ぶ端末は変わってくると思います。
●細かく数値をみたい方→ 例えば「寝たつもりがないのに寝てることになるのが不満!」って思うなら、すごく安かったり、計測項目数がある機種よりは、計測精度を優先し、少し高めのメーカーのウェアラブルデバイス(fitbitやApple Watch、Garminなど)がおすすめです。
●清潔感が重要or肌荒れしやすい方→ 防水性でも隙間に垢やゴミが入るタイプだと確実に肌荒れします。機器の充電がどこかのカバーを取って指すタイプ、カバーから取り出して充電するタイプは、カバーと計測機種の間に隙間があり、ゴミが溜まります。特に夏場に肌荒れを起こす方が多かったです。この辺はウェアラブルの素材にも影響するので、ネットで買うなら口コミを十分似チェックしてくださいね!

この点は、ご自身のタイプを把握して、それに合った大事なポイントを選んでもらたらと思っています。

では、前置きはこの辺にして(長かったけど)。これから、私がオススメする3つの選びポイントをご案内しますね。

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この辺の精度のあれこれは、私はメカニック系は全くダメなので、説明が”アレ”だとは思いますが。私なりに書きますね。
まず、精度で大きく差が出て、利用者視点でとっても気になってくるのは心拍と睡眠でしょう。この点の相談が、付け始め時期によく有るんです。

計測の方式がいくつかあるんで、結果的には端末によってまちまちですが。よく見かけるのは加速度センサー、モーションセンサー、ジャイロセンサー、みたいに3軸の傾きを使ったトラッキングがよくあります。この場合は、簡単に言えば「横たわっているかどうか?」をベースに測定するわけです。なので、ベッドで読書やスマホ操作してから寝る人は、読書時間も睡眠の扱いされます。
対して、心拍を計測する機能がついている場合、心拍の変動も合わせてチェックされるので睡眠時間の誤差はだいぶ減ってきます。
このように、読書時間まで睡眠時間になっちゃって、毎日30分〜1時間以上ずれた場合に許せないタイプの方は、必然的に睡眠データに信憑性の高いメーカーを、最初っから選ぶのがいいです!絶対に気にして、相談するケースをみてきています。お仕事柄、マーケターやエンジニア、営業、経営層で数字管理をするタイプの人は、安易なログをみるとイラっとしてましたので、、、おすすめできません。苦笑

しかし、精度がどうの・こうの、なんかより、まずは手首に付けて過ごせるか?役立たせられるか?寝れるのか?が心配な方は、数千円の端末で試し付けして、ウェアラブルデバイス生活が快適なのかチェックするのがいいと思います。

あと、先にお伝えしておきますが。
私がサポートしてきてきた範囲だと(活用方法もちゃんと学べる点もあってか)ウェアラブルデバイスは8割以上が愛用して日々使い、付けていることにハマっていきます。
そういう時に、安いものからはじめてても、結果的にイロイロと不満となってきて、結果的に心拍計測もあって信頼できる機種に買い換えることが多いですね。ステップアップといえば、それまでですが。
日本人の場合、わりとトラッカーでのログ管理は好きな人が多いんだと思いました。ステップアップの相談をよく受けます。

でも、それも当然だと思います。
だって、トラッキングで把握したいのは、あくまでご自身の健康管理の数値なので。精度が曖昧だと、ちょっとね。。。。
健康管理が目的なんだから、信頼出来る機種で愛用したいですよね。

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生活に負担をかけないポイントは
 ①つけ心地が合う?→素材感・重さ・サイズ
 ②肌荒れしないしようか?アレルギーは大丈夫?
 ③ファション的に合うか→見た目
 ④ブランドを愛せるか?→愛着

など、がありますが、何より大事なポイントがあります。

ウェアラブルデバイスも現状の市販品は充電が必要ってことです。身に付け続けるわけですから、この充電の頻度が”割と手間"いや かなり手間なんです。有名なスマートウォッチタイプでも、夜には充電しておかないと翌日の利用がちょっと心もとない機種もあるし。こまめなコトが苦手なタイプは、完全にこの充電作業で脱落します。
よくある例が、出張先で切れてしまったのに充電器が無いケース。数日の記録が消えちゃったら、急にやる気が無くなってしまって、それを機会に付けるのをやめてしまうんですよね。
充電負担がまさに継続負担になっているケース。これはよく男性にみられます。つまり、グラフで継続的に可視化されていたのに、急にぽっかりと穴が空いてしまうデータを見て、ガッカリ来ちゃうわけですね。
仲良しな方だと「同期できない」と焦って、同期方法について私に休日の朝からお電話をくれる役員さんなんかもいらっしゃいます。それくらい生き甲斐になるタイプもたくさんいます、なので充電の手間は重要なポイント。

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ウェアラブルデバイスを使う場合、可視化して管理するにはスマホのアプリが必要です。このアプリケーションが重要。

アプリの大事なポイント
 ①グラフなど長期的に見やすい
 ②そもそも項目が理解できるのか?
 ③ストアでの評価はどうか、自身のスマホ機種でのバグはないか?
 ④同期に作業は必要か?
 ⑤コーチングのように気づきはあるか
というのも、大事なポイントです。

めちゃくちゃ安い機種だと同期に「USBに指して同期」とかもあって、それはものすごく手間です。
スマホとはBluetooth連携必須で、その連携がご自身のスマホでスムーズに動く機種にしましょう。たいていの機種は問題ないと思うけど、ひどいケースでBluetooth連携がやたら切れやすい機種もあったので。(個別の端末単位の対応になると私もなんとも言えませんが。。。ネットの評価をチェックしましょう。)

⑤のコーチングに関しては、各社さんでアプリ側のプッシュは試行錯誤していると思いますので、ご自身にあったサービスを使うのもいいですね。
立ち止まっていると立ち上がるように促してくれたり、数値による成果でアドバイスがでたり、チーム戦で競争ができたり、ダイエットのアドバイスがでたり、心拍を診て快適な時間に起こしてくれたり・・・色々です。

ウェアラブルデバイスの気づきを、どう活かすの?

他社の歩数で特典が貯まるアプリと連携して、歩数によるスタンプを集めてポイントやクーポンをもらえるサービスも多数でていますので、まずはOSのヘルスケアアプリにはちゃんと連携しておきましょう!
いろんなサービスからのお得があるだけで、俄然やる気が出てきますよ。
歩数の連携サービスはショップやメーカーのアプリでも多くあって、歩くだけでモノをゲットできると俄然やるきもでますよね。(別途オススメのアプリはまとめようかな・・・たくさんありすぎる)

ところで、私は何を使ってるの?

私は普段から2つ付けています。今は以下の2つです。
・fitbit versa 2 スペシャルエディション
・Apple Watch series3
それぞれに使う機能が違い、理由があって愛用しています。

ウェアラブル活動量計として言うならばApple Watchはトラッカーとしては使っていません。私はMac、iPhone11proを始め自宅も含めてアップル製品で整っているので、Apple Watchじゃないと不便という仕様面があり、外出時には付けます。
でも、生活面のチェックはfitbitにしていますので、帰宅後はApple Watchは外してしまいます。Apple Watchはちょっと重いし、充電がね...。

トラッカーの使い方もイロイロ有りまして。こちらの記事でも触れたように、今後はいろいろ具体的な活用方法(ウェアラブル活動量計をつかった生活改善のコツ)を書いていこうと思います。

<次回に、ぼちぼちと書こうと思っているコト>
・つけてみた!、どうやって生活改善すればいいの?
( 歩数編 or 睡眠編 を想定中です)

実際にウェアラブル活動量計を付けてから、日々の数字がみえてくると、「で、私のこの数字。どうなの?どうすれば体調は良くなるの?」って思うと思うのです。そのあたりを具体的に触れられたらと思っています。

ちなみに、私は79歳の両親から8歳の息子、遠方の家族まで含めて9人でfitbitを使っています。
ウェアラブル活動量計をファミリー連携することでの良い点もあったりしますので、遠く離れた家族までも健康にできた成功事例もご紹介できればと思っています。自分だけではなく、家族と一緒に健康に♡

気づけば4800文字を超えてしまいました。3回目の投稿にして、やたらと長過ぎましたかね。(汗)

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