今日は暑かった

先週までの寒さはどこへやら…今日は朝から日差しが強かった。社内も万年日陰の廊下などは幾分かひんやりしていたけど、事務所は人もいるのでムンとしている。
カウンターにはビニールのカーテンが感染防止のためにかけてあるけれど、かえってそれが風の流れを堰き止めてしまう。窓を開ければ、散らかった人の机から書類がバサバサバサと飛んでいく。
もちろん、換気はするのだけど、窓を開けるのも小さな隙間だし、外から帰ってくる営業マンはみんな真っ赤に日焼けしてくるのを見ると、エアコンをかけてあげたいなと思ってしまう。

こんな日に、中学は登校日。
うちの市は、ワイシャツとズボンの下に体操服を着て行かねばならない。つまり、正式には学生服、ワイシャツ、体操服、短パン、学生服のズボン…を着るのが「制服」なのだ。
前回は自由登校だったので、休んだら担任の先生から電話があり、その際に「制服でなければジャージで」と言われた。「体操服でいいんですよね?」というとモゴモゴしながら、「そうですね…体操服というかジャージで…」と。
学校としては「ジャージか制服」にしたかったようだけど、次男は体操服に短パンで出かけた。そんな子はほんな少しで、ジャージ上下で登校した子がほとんどだったらしい。
外気温は25度になるという予報。私は次男は正しかったと思う。例え、少数派だとしても、25度の炎天下。午後登校なので12時半ごろ家を出るから、1番暑い時間だったのだろう。そんな中、ジャージ上下で登校した子たちは、さぞかし大変だったことだろう。

幸い、体操服でも叱られなかったらしいけど、学校の意図とは違っていたんだろう。けれど、私は次男が半袖体操服に短パンで行ったことは正しかったと思う。

本当に今日は暑かった。服のチョイスが苦手な次男が、体操服を着て行ったのは、ちゃんとした判断ができてよかったと思う。それが学校の指示とは違っていたとしても。

これが彼の欠点であり、長所なんだと初めて気づいた。「人の意向を汲むのが苦手」だけれど、その場に合った「自分なりの判断」をすることができる。苦手なところだけど、悪いことばりじゃないんだなぁ。

うまく育てて行ってあげたいな。

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