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Run note #23 - インターバル走とフォーム分析 -

スマートフットウェアによるフォーム分析

25日のクリスマスは陸上競技場へ行き、800mのインターバル走を3本行い、シューズはスマートフットウェアのORPHE TRACKを履いて、フォーム分析も実施しました。前のrun noteでも同じような練習とフォーム分析を行ったのですが、今回は陸上トラックで前回より距離を伸ばしてスピードも上げて行いました。

ORPHE TRACK自体まだ開発途上ですので、測定値自体の信頼性は高いものと低いものがあります。ですので、値についてはだいたいこの程度かというぐらいで、現段階では全体的な傾向を重視したいと思います。

800mの設定は2分40秒、1kmペースで3分20秒です。800mを走った後、そのまま400mをジョグで繋ぎ、次のセットに移ります。

ペースの結果は、1本目が2分36秒、2本目および3本目は2分42秒でした。余裕持って走れるかなと思っていたのですが、全く余裕なかったです。やっぱスピード持久力は定期的に高い強度で練習していないと衰えますね。

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プロネーション値

さて、各計測項目ごとに見ていきます。まずプロネーション値ですが、大きく下がっている値はデータの取得が上手くいっていないハズレ値の可能性がありますが、傾向として速いペースの時はプロネーション値が3度程度まで減少し、ジョグの時は10度程まで増加することがわかります。

これは前回行った時と同じ傾向です。

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ストライド

次にストライドはスピードが上がれば伸びるという結果です。まあ、普通の結果です。だいたい、ジョグの時は180cmぐらいで、ペースを上げると280cmぐらいなので、100cm程増加しているようです。

ただし、ORPHE TRACKのセンサー自体がまだ開発途中でストライド等が大きめに計測されることもあるので、300cm以上の値は信頼性は高くないかもしれません。

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ピッチ

ピッチについてもペースが上がるとピッチが上がるという結果です。だいたい30spmほどの増加量です。

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接地時間

前回500mのインターバルで計測した際は変化が見られなかった接地時間ですが、今回は若干の違いが現れました。傾向としてはペースが上がると接地時間が短くなるという結果です。これも感覚としては予想できる傾向だと思います。これはペースの緩急差が大きいほど顕著になると予想できます。

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ストライド高さ

最後にストライドの高さははっきりと変化が見られ、ハイペースの時に約40cm増加するという傾向でした。ストライド高さはペース毎の差というよりは、同じハイペースでもストライド高さが高いか低いかということを見る方が重要だと思います。

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という結果でした。

今後もこのような計測は定期的に行っていきたいですが、ペースの緩急による測定値の比較よりは、各練習毎のハイペース時の計測結果を比較していくのが重要だと思います。

それが本番のフォームになるので、ハイペースで走っている時の各計測値が練習していくにつれてどのように変化していくかということ、また改善すべき項目があるかということをデータを見ながら練習していきたいと思います。

今年もあと少しですが、まだまだ走っていきます!