疲労との向き合い方(ランニング)
最近のランニング・トレーニングは2、3日おきに行っています。その2、3日の間はフォームドリルやインナーマッスルを鍛えるコアトレーニングを行ったりはしますが、ほとんど走りません。
それで気づいたのは、そのぐらいの休息インターバルを取りながら練習を行うと疲労を残さずに次の練習に取り組むことができる、ということです。
毎日行うことがいいのか?
でも去年や前回の試合までは連日かもしくは1日おきにロング走やインターバル走などを行っていました。それは練習量にある程度フォーカスしなければならないと思っていたからです。
もちろん疲労からできるだけ回復してトレーニングを行えるようにとは考えていましたが、強度が上がるほど1日の休息を挟んだとしても次の練習では疲労が残った状態で走っていました。
ここで考えたいのは毎日行うことが本当に大事か?ということ。毎日走るってけっこう大変ですからね。
長距離走でとても大事なのは毎日走るよりは、長い期間をかけて練習を完成させることだと思います。そしてその期間には十分な積極的休養を入れていく必要があります。
やはり量よりも質を重視したい
毎日練習することで練習量を積むことはできますが、練習の質が落ちてしまう可能性があることに注意しなければなりません。
疲労の残った状態では、スピードをあげることも難しくなるので速いペースでのインターバル走やレースペースに近いテンポ走などが中途半端な質になってしまうことがあります。
思ったようにペースが上がらずすぐに疲労してしまう。また無理やりペースをあげようとするとフォームがおろそかになってしまう。
というような感じですね。
余裕をつくる
練習メソッドは様々ですが、もし僕が指導したり、練習メニューを考える立場になったとしたら毎日走らせることはしないでしょう。
疲労蓄積ポイントを見極めることに努め、必要なタイミングでしっかりと休養をとり、疲労から回復した状態で次のハードトレーニングに取り組めるような練習の進め方を提案していくようにします。
また疲労は練習だけではなく、日々の生活の中からも生まれ、精神的なものもあることに気をつけなければなりません。
ただ精神的ストレスにはランニングなどスポーツをすることが有効だということもあるので、継続して運動ができていれば、精神も良い方向に向かう可能性が大いにあるとは思います。
とにかく、そういった様々な疲労がある中でランニングないしスポーツを楽しく続けていくためには、適切な休養が大事だと思うのです。
簡単にいえば、無理にがんばらずに余裕を持とうということです。怠けているわけではない。スポーツを人生の一部にするために、成長するために、余裕を与えることも重要だと思います。
おわりに
長くなりましたが、今後のトレーニング計画を考えてより長く継続的に、そして楽しく続けていくためには、どう走ることと向き合っていけばよいのか
ということを少し考えました。
1月はあっという間に過ぎ去ってしまいましたが
まあ、こんな感じで今後も走っていきます。