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ランニングのお供はロボット?

最近見つけた興味深いロボットの話。

中国のロボット開発スタートアップであるUnitree Robotics社が開発している犬型のロボット。なんと一緒にランニングや散歩ができるという。

これによるとマックス5分/1kmぐらいのスピードで走行でき、しかも自律して動くことができるようです。走ったり歩いたり、移動するのはもちろん、画像認識して障害物を避けたり、バランスを立て直したり、4足歩行する動物と同じような挙動と安定感を示しています。マックススピードもキロ5分なのでけっこう速いですね。

あとちょっとかわいいですね。

実際、一緒に走ったらどんな感じなのでしょうね?パートナーみたいで、ひとりで走ったり歩いたりするときは意外といいのかな。ペットを連れてる感覚で、しかも動物よりも人に従順なので。見た目は無機質ですが。

色々な用途、機能が考えられると思いますが、ランニングであれば走っている最中の諸々のデータを計測してくれる機能などあるといいかもしれません。また写真や動画撮影してくれたらスポーツでは便利かもしれません。もちろん移動体通信などによりインターネットに接続されたらより汎用的な機能を持てる可能性もあります。とにかく可能性は色々ありますね。

このロボットは販売されるみたいで、値段は1万ドル未満と書いてありますが、現状では一般の人では買うのが困難なぐらいの高価格になるのかなと思います。

ただこういうロボットを開発している会社は様々あり、これからどんどん価格も下がってくるのだと思います。有名なのはアメリカのBostonDynamics社ですね。ソフトバンクによって買収されたこともありますが、バク転をする2足歩行ロボットなど革新的なロボットを開発しています。

今回のUnitreeRobotics社はこれまで知らなかったのですが、世界にはこういった、特に自律して動作する人工知能ロボットの開発を進めている企業、スタートアップが色々あり、これから私たちの生活に様々なロボットが投入されるようになるでしょう。

大事なのはこれらロボットが人の生活を助けてくれるということです。今はまだロボットと生活する未来は夢物語のような、想像しにくく、ぎこちないものですが、当たり前のようにロボットと一緒にランニングをするようになるかもしれません。

ランニングに限らず、用途や機能、また問題点などこれから議論されて、スマートフォンぐらいの価格になって誰でも買えるようになったら面白いなと思います。

ということでランニングとロボットと未来の空想の話でした。