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今日のエア喫茶店

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こんなカフェあったら良いな、を妄想で開業。2018年は毎日、2019年は週一くらでセルフライナーノーツ(解説)付き。どうぞ、ごゆっくりお寛ぎください。
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2018年8月の記事一覧

その店は、いらなくなった教科書を集める。参考書も、文学も。誰でもその店で勉強ができるように。コーヒーを注文しなくても良い。社会の先輩が少し多めに払ってくれるから。
その場所は、誰かの場所になれるように。「cafe andante」

シェイクでアイスカプチーノ、ステアでサンセット、コーヒーシェイクやアフォガートも。そこはコーヒーを楽しむバー。ホットでもアイスでも、お酒でもスイーツでも、コーヒーにまつわるあらゆるメニューが揃う。コーヒーの新しい一面が楽しめる、かも。
コーヒーで楽しむ bar「cafe」

そこはコワーキングカフェ。Wi-Fiもプリンターも、そして子どもが遊ぶスペースも使い放題。子どもの傍で仕事ができるカフェ。他の子連れワーカーと仕事と育児の情報交換が盛り上がったり。お子さま歓迎コワーキングカフェ 「cafe Comrades」

その店では日本語禁止。喋っていいのは英語だけ。陽気なアメリカ人マスターは容赦なく英語を浴びせてくる。そのうち、近所の異邦人も店に集まり、そこはさながら人種のサラダボウルに。
コーヒーを飲みに行くだけで海外へ行けたような気になるカフェ「cafe backstage」

その店のドリンクメニューは少ない。コーヒーと紅茶。けれどお茶請けのメニューがたくさん。チョコレート、ピーナッツ、クッキー、梅干し。そこは食べ合わせを研究するカフェ。お客様から情報をもらって、メニューが増えたり減ったり。
ベストマッチを探究するカフェ「& coffee」

その店にはイスがない。テーブルも無い。あるのは畳と座布団、小さなお膳。お客様は思い思い好きな場所で過ごす。席が無いから、境界も無い。気がついたら一緒に赤ん坊をあやしていたり、井戸端会議が始まったり。
畳の上のカフェリビング「cafe ima」

その店には二人以上のための席は無い。カウンター席もソファ席も、すべてお一人様専用席。ある人はコーヒーと真剣に向き合い、ある人は仕事と向き合い、ある人は本と向き合う静かな空間。しかし時には、お一人様同士で話が弾んだり。二人では来れないから、またこの店で待ち合わせ。「喫茶 ヒトリト」

そこはカフェはカフェにしては少しゆとりのある広さ。そして暖かい照明と少しだけ殺風景。しかし、週末のその店は華やかな結婚披露パーティーの会場となる。お客様の要望で内装を飾り、食事のメニューも要望通り。披露宴よりもカジュアルな祝いの場。
オーダーメイドのパーティーを。「ハレトケ」

その店の真ん中には大きめの円卓がある。普段は円形のカウンター席として、しかしイベント時には、そこが舞台となる。トークイベントや、読書会、デスカフェ。上下の無いフラットな雰囲気で話が進めたいイベントで。
目指す雰囲気をカフェで選んで。「cafe flat」

週末のその店は、小さな劇場になる。演劇、音楽、ライブペインティング...etc. そして平日は、それら一瞬のアートをより深く味わえる展示。始まる前から舞台は始まっている。あるいは、未知なる世界との遭遇になるかも。すべての日常を舞台へ。「喫茶 オリオン座」

そこは私設図書室。そしてカフェ。入場料を支払えば、どれだけ長居しても咎められない。本を読んでも、借りても、宿題をしても、コーヒーを飲んでも。夏休みは学生達の宿題をマスターが教えたり、夏休みが終わっても来る子たちの場所になったり。本棚は大人からのささやかなエール。「本棚カフェ」

その店には客席が無い。あるのはキッチンだけ。オーダーを受けたら、オフィスまでお届け。コーヒーだけじゃなくカフェご飯もちょっとしたスイーツも。
忙しいけどコンビニコーヒーの気分じゃない貴方へ。デリバリーカフェ「coffee express」

その廃校の一室はオシャレなカフェ。隣の部屋は昔ながらの喫茶店。ロースターのある部屋や、セントラルキッチンも。コーヒーを飲む、ランチを楽しむ、豆を買う、コーヒーを学ぶ。まるでコーヒーのテーマパーク。
建物すべてがカフェのために「カフェ デパートメント」

この街には幾つものカフェがある。その店はそれぞれこだわった豆と水を使い、コーヒーと一口に括れないほどの個性を見せる。お客様はフリーパスで一店一口ずつカッピングを楽しみ、一番の好みの店を見つける。
街そのものが一つのカフェ「cafe city」