「やること」がどんどん終わるTODOリストの作り方
「やることがたくさんあって、どれから手をつけていいかいつも悩んでしまう」
「やりたいことがあっても、いつの間にか埋もれてしまって結局できないまま」
日々いそがしく過ごしながら、こんな思いを抱えている人もいるでしょう。
優先順位をつけて、時間を有効に使えるようにするには、TODOリストが役に立ちます。
TODOリストは手帳に書き出してもいいし、スマホのメモを利用してもいいのですが、今回おすすめするのはマインドマップを使う方法。
マインドマップならではの見やすさで、優先順位をつけやすく、漏れがありません。
頭の中をすっきりさせれば、仕事の効率があがり、プライベートも充実します。
マインドマップでTODOリストを作ってみましょう〜!
マインドマップで作るTODOリストの良さ
TODOリストは「やること」をリストにしたもの。
「やること」には、「やるべきこと」「やらないきゃいけないこと」もあれば、「やりたいこと」もありますね。
リストに書き出したそれぞれの「やること」に、優先順位をつけ、いつやるかを決めたものが「タスク」となります。
TODOリストをタスクにまで落とし込む。
そうすれば、どれから手をつけていいのか悩むことも無くなり、やりたいこともちゃんとできるようになります。
そんなTODOリストをマインドマップで作る3つの良さを紹介します。
抜け漏れがなくなる
マインドマップは、ひとつの事柄を具体的な事柄へとどんどん分解して作るものです。
たとえば、休日に家族でバーベキューをやろうと計画したとします。
バーベキューに関する「やること」を考えたとき、頭の中はどうなっているでしょうか。
「バーベキューだからまずはコンロが必要だ。物置にしまってあるのを出さなくちゃ。同じところにテーブルとチェアもしまってあったはず。あ、炭は前の残りが少しだけあったかも。それから何が必要だっけ。軍手だ。軍手は玄関にあるかな。そうそう、食材も買わなくちゃいけないよな。今回は魚介がいいな。ホタテははずせないな。よし、買い物は魚介が豊富なAスーパーに行こう。」
このように、思考はあちこちに飛ぶものです。しかも、どんどん流れていってしまう。
これをマインドマップで書き出していくと次のようになります。
「バーベキューの準備は買い出しと持ち物の準備だな。
買わなくちゃいけないのは、食材と炭。着火剤も一緒に買っておこう。今回は魚介をメインにしたいから、新鮮な魚介が豊富なAスーパーにしよう。
魚介で買いたいのは、ホタテ、いか、さざえ、エビ。こんなところかな。あとは野菜。夏野菜を焼いて食べよう。」
こんな感じでまとまりごとに考えて書き出すことができ、抜け漏れなく「やること」を考えられます。
優先順位をつけやすい
図を見てもらうとわかるように、マインドマップは一目ですべての項目を見渡せるのが特徴です。
同じジャンルの出来事がひとかたまりになっていて、並列のものを比べやすい。
だから、優先順位がつけやすいです。
食材を買いに行ったとき、予算内に収めるために魚介の優先順位をつけたものが下の図です。
目の前の作業に集中できる
マインドマップでTODOリストを作っておくと、やることが明確になります。
やることはすでにリストアップしてあるので、あとはひとつひとつやっていくだけ。
細かく具体的にやることを分解してあるので、時間が空いたときに「これだけやっておこうかな」という気持ちになれます。
もちろん、追加のやることが出てきたら、図に加えていけばよいです。
後から書き足した時にごちゃごちゃしないのもマインドマップの良さですね。
マインドマップでTODOリストを作ろう
それでは、実際にマインドマップでTODOリストを作ってみましょう。
マインドマップツールのエドラマインドを使って説明していきます。
タイトルを設定する
マインドマップの中心になるのがタイトル。
これから書き出す「やること」をやる期間を入力します。
例として、1週間のTODOリストを作っていきますね。
思いつくTODOをリストアップする
この1週間に「やること(やるべきこと、やりたいこと)」をどんどん書き出していきます。
思いついた順にランダムに書いていってもいいです。後からいくらでも整えられるので。
ですが、大枠を決めてそこから具体的な行動になるように分解していった方が抜け漏れがなく、早くリストアップできます。
この時、「具体的な1アクションになるまで分解する」ことを意識します。
考えなくても動けるくらいに細かく細かく「やること」を分けてください。
例で作っているTODOリストの仕事とプライベートを細かく分けていったものがこちら。
所要時間、期日、優先順位を設定する
具体的なTODOを書き出せたら、それぞれ所要時間の目安を書いておきましょう。
時間がちょっと空いたときにTODOリストを眺めて、できることを終わらせてしまおうということができるようになります。
締め切りが決まっているものは、それも書いておいてくださいね。見てわかるようにしておくことが大事です。
優先順位をつけるときは、この段階で設定しておくとラクです。
スケジュールに落とし込む
TODOリストを作るのは3までの手順で終わりですが、リストをスケジュールに落とし込んでタスクにしておくと実務的です。
今回の例では仕事のTODOとプライベートのTODOがあるので、色分けして見やすくしました。
マインドマップの左側に1週間の項目を作って、右側に書き出したTODOを移動させます。
マインドマップ作成ツールを使うとこのような編集が簡単にできて便利!
書き写す必要がないので、2度手間になりません。
移動したときに枝が別れてしまってわかりにくくなった部分に項目を足したり、関連性のある事柄を矢印で結んだりして整えます。
下の例では、「チラシ作成」という項目を付け足し、「でき次第」という関連づけを加えました(黄色でマークした部分)。
TODOリストをマインドマップで作るときのヒント
使いやすいTODOリストを作るには、自作のTODOリストを使いながらカスタマイズしていくのがいちばん。
その時に参考になる使い方のヒントを2つ紹介します。
完了したタスク、途中になっているタスクをわかりやすくしたい
エドラマインドに用意されている進捗状況を表すアイコンを使うと、タスクの進み具合を表せます。
下の例は、「イベント用の粗品5種類の選択を橋本さんに頼む」のが終了し、「暑中見舞いを出す顧客リストを作成する」のが75%終わった状態です。
毎回作るのが面倒
使いやすいTODOリストができたら、それを雛形としてコピーして使ってください。
作る手間が省けます。
たとえば、
・仕事とプライベートのTODOリストを作りたい
・1週間に2回ジムに行くのがルーティン
という人の雛形を作ってみました。
毎週この状態からリストを作り始められるとラクです。
まとめ
マインドマップでTODOリストを作って、効率よく仕事をこなし、プライベートでやりたいことも叶えていきましょう。
この記事で使ったエドラマインドは無料でいくつものマインドマップを作れます。
きっとあなたの「やること」を実現させる良きパートナーとなるはずです。
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