IMPACTorsサマパラ2022を手放しに讃える備忘録
この興奮をどうしたらいい?何から残せばいい?こんなに良いと思わなかったよ。
てか正直あまり、いや全然まったく期待してなかった。
寝て記憶が色褪せる前に残しておきたいと思い深夜2:30に書き始めている。
ちなみに明日9時起き。
初めて生で観る、IMPACTorsの単独ライブ。
新鮮に楽しめたらと思い、ネタバレ踏まずになんとか幕を開けてから1週間耐えた。
「偏りがある」という感想ツイートだけ踏んでしまったので、余計に期待感は薄かった。
が、いざ蓋を開けてみると、一切無駄のない楽曲の運びで、幸福感が絶頂のままキープし続けて、気がついたらアンコールまで辿り着いてしまっていた。
とりあえずセトリに沿って書き殴ってみる。なんか間違ってるところあったらごめんなさい!
前半は、ボルテージを慎重に加減しながらいろんな表情を見せていた印象。
なるほど偏りというのは、キスマイ楽曲の多さのことを指していたのかな?と思いつつも、カバー元というより文脈や構成に配慮しての選曲と受け取れた。
まずは「r.a.c.e.」から。
IMPACTorsのダークなコンセプトと"お待たせ"感を叶えていてオープニングとしては最高の選曲に思う。よく見つけたな。
そこから代表曲「Top Of The World」へ。
何度も見ているけど、何度見ても良い!無条件にアガるし、本当に本当のIMPACTorsだー!って確信に落とし込むような説得力が抜群。
「ミラクルワンダーマジック」は過去にも披露してるけど、歌詞と疾走感がライブの走り出しにあまりにも相応しい。完全にこちらのボルテージが彼らに掴まれる感触がした。
「HANDS UP」はキスマイのバックで評判だった一曲。アレンジ振付と見せかけて、一緒に踊りたい肝心なところはオリジナルをそのままにしてるのが憎い。ここでもう完全にIMPACTorsとひとつになった。
「Love yourself〜君が嫌いな君が好き〜」これも過去に披露した曲。1人ずつメンステ、お立ち台、バクステ、階段セットに登場。よりスマートに進化したパフォーマンスで、パフォーマンス技術に頼らない彼らの華々しさを浴びる。
「Secret Touch」スタンドマイクで横並びに。真似しやすい手振りのみのパフォーマンスで歌声を聴かせる。丁寧に歌う態度が彼ららしいし、歌割りが妙。一節一節それぞれの歌声が最も印象的だった楽曲。
(この曲に限らず一緒に踊るお客さんが少ないのが少し残念に感じた。Jr.現場ならではだけど・・・)
「CHUDOKU」過去に披露している曲。それぞれが自由に魅せながら、ステージを立体的に使い全体が伸縮するので見応えあり。ひとりひとりの豊かな表情が映えていて、舞台の似合う人たちだなあと痛感。
「NAKED」宣言通りの披露。オリジナルの振付ほぼそのままに、照明演出や歌い方に純度100%のリスペクトを感じた。ロングトーンの上手な人の多さを知る。
「Hip bounce!!」自由に楽しそうに踊る姿が気持ちいい。全員に言えるが、まるで特別な日みたいに楽しそうにするのが上手で素敵。""こういうIMPACTorsも見たかった""を叶える、痒いところに手が届くような采配にブラボー!
「Summer Paradise(サマパララ)」前曲からの流れに、ボルテージをぐいと引っ張られる感触。ライブ好き人間を踊り狂わせるのが上手い。熱心なファンサービスに誠実さと楽しませたい一心を感じる。煽りも上手。
MC。
基くんから波及していく。だらつく瞬間なく、予めある程度話題は決めて切り出してるのが見て取れる。テンポも良いしずっと笑顔でいられる。
特に椿くんと横原くんの絶妙なワードセンスに度々笑う。
空気を朗らかにする影山くんや大河ちゃんの働きかけも良い。
「果てない空」「マイガール」座って聴く。嵐の歌が想像以上に似合う。バラードとして落ち着きすぎない選曲が妙。どちらも異なるメッセージ性を手繰り寄せていて、ひたすら真摯に受け止めたくなった。
後半戦。
目黒くん衣装への着替えのブレイクまでは「魅せる」に特化した展開に。
「イン・ザ・ルーム」新くんのダンスから始まるブリッジとして、前段に各々がステージにソファを並べる演出。"あっちじゃない?" "俺はここの席!"みたいなやり取りのあるサイレントの小芝居で、コミカルに新くん以外の6人が席につく。スタイリッシュにキメて静止した6人に、新くんが合流。
ソファを動かしながらグルーヴィーに、奥行きのあるステージ使いで魅せる。各人の豊かなカメラサービスに脱帽。
「MAGIC CARPET RIDE」これが一番見応えあったかもしれない。7人のまとまりを保ちながらセットをこれでもかと使い尽くした遊びのある展開。振付もオリジナルよりもステージパフォーマンス感に拘っていて、マジカペの全く新しい表情に出会えて感無量。これが映像に残らないこと、今際の際にも悔やみそうなくらい。
「Tequila!-テキーラ-」カバーでありながらもはや定番曲?ステージ上段に一列に座って並ぶ状態での上半身ダンシング→メインステージでシンプルに踊るという運びが鮮やか。客席のノリは随一だった気が。振付と楽しそうなパフォーマンスが素晴らしい。見ても楽しいノッても楽しいインクルーシブ楽曲。
「ハロハロ」引き続きステージでシンプルに踊って魅せる。テキーラに比べノリよりも魅せる重視のステージで、この「魅せる」フェーズのピークと言っていい。振付とフォーメーションがとにかく良いし、COOL DON'T LIEを最新曲に貰ったIMPACTorsが、またひとつ自身のイメージを掴んだ感触。
「One way love」シアーな一枚布をステージいっぱいに使ったパフォーマンスで、「魅せる」フェーズのステージに堂々有終の美を飾る一曲。説得力のある誠実なダンスと豊かな表情でステージを彩ってきた彼らが、ステージを主人公に置く挑戦的な一幕でもあった。それでもシアーの向こうに垣間見える表情が良い。
ブレイクで目黒くん衣装へチェンジからの
「COOL DON'T LIE」新曲として丁重に披露されながら、終盤に向けブーストをかける名パサーの役割も果たす優れ者。重みのあるビートと中毒性ある繰り返しによる追い討ちはノらざるを得ない。
「FIRE BEAT」イントロが流れ出す瞬間から、今からピークを迎えるのだと確信。もう団扇とか捨てよかなになる。橋の形のステージ上に7人横並びになり、ステージはスタンド席の方へ動かされる。天井近くで頭をぶんぶん振り回す彼らに向かってぶんぶんペンライトを振り回す光景には純度の高い"ライブ"を感じた。
「ETERNAL MIND」後方からメインステージへと戻っていく。前曲でぶち上げたボルテージそのままに、ラストスパートに向けたダメ押しの一曲。文脈をすくった盛り上げ曲かつ終盤パートの統一感を損なわないチョイスに共鳴した。
一息おいて「RESCUE」から、再びシンプルにステージで踊る魅せる。ラストスパートの駆け出しで、ボルテージを再調整するような展開。メリハリのある曲調とパフォーマンスは、ラストのオリジナル楽曲披露前に間違いなく欠かせない。
「FIRE STORM」前曲からさらにパワフルに、パフォーマンスのピークへ。ドロップ曲で激しいダンスに激しくペンライトを振りやすく、ピークに相応しい選曲。IMPACTorsが2年で積み上げたコンセプチュアルなイメージ戦略に落とし前をつけるような役割も感じた。
ちなみにここへきて初めて知らない曲。"火"好きすぎるだろうとか思ってた笑
「WILD FIRE」待たせたな、と言わんばかりに火蓋が切られる感じ。イントロでクールダウンさせて少しずつ少しずつ盛り上げていくくせに、サビで一気に引き上げる緩急がたまらない。サウナと同じ効果があるとされている。アウトロの落ち方も良くて、挨拶前ラスト曲としてしっかり締まった印象。
挨拶は新くんが担当。
素直で飾り気がないけどちゃんとまとまりがあって聞き馴染みがよくて、言葉のひとつひとつがちゃんと落ちてくれるのが意外だった。
もっと心配になるかと思ってた。見くびってました
そしてラスト「Fighter」へ。
新曲だからというチョイスだろうが、静かに予感めいたイントロの始まりから一気に盛り上げていく序盤と、ハイキーのサビ・オチサビがラストに良く合っていた。
かっこよすぎるアウトロと共にモニターが閉じてIMPACTorsを隠し、"""IMPACTors"""の文字がオープニング同様に出現する激アツ演出。
曲のライブポテンシャルも高いが、歌詞のメッセージ性を踏まえても肝に置かれて然るべき楽曲。本当に良い曲をもらったのだね……。
一生懸命記憶を手繰り寄せながら書いていたら4:30になってしまった。
あくまで備忘録なのでこのぐらいにしておきます!
総括やらライブ踏まえてのIMPACTorsに対する印象変化などは余力あれば綴りたい。
あ、アンコールは本当におまけだと思ってるタイプなので特に書かずに記憶の中に溶かしておきます。
アンコールも含め、もう本当に最後の最後まで超楽しかったです!!
IMPACTors最高!!!
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