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鉄道ニュース&考察

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鉄道のニュースを深掘りし、それに関しての考察もしていきます。
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2024年7月の記事一覧

東臨70-000形 「リユース」の行方

東臨70-000形 「リユース」の行方


70-000形の置き換え、もったいないの声東京臨海高速鉄道70-000形。10連8本が1995年〜2002年に製造された、りんかい線用の車両で、JR東日本の209系ベースとなっている他、モケット交換・車内案内表示器のLCD化・ドアチャイム更新・機器更新など、他の209系とは異なり徹底的に内外装の整備が行われています。

しかし、70-000形の機器更新がまだ完了していなかった、2018年6月11

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首都圏の余剰車の行方

首都圏の余剰車の行方

コロナ禍による減便と余剰2020年。新型コロナウイルス感染症の蔓延による外出制限等により、テレワークなどの「新しい働き方」が普及したことで、通勤客の姿は電車から消えました。そして、コロナ禍が明けてから現在まで、需要はコロナ禍前までには回復していません。

この通勤客の需要の減少を見たJR東日本は、首都圏の主要線区で朝・夕ラッシュ時間帯の減便を行います。運行する本数が一番多いのはラッシュ時間帯なので

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今後が気になる「JR東日本の3つの老朽車」

今後が気になる「JR東日本の3つの老朽車」

今回は、JR東日本の車両の中で、車齢が特に高い上に延命など続投の方針が示されていない「3つの車両」の今後を占っていきます。

① 205系3100番台(4連17本、1985年〜)

1985年に山手線・1989年に埼京線用の車両としてデビューし、2002年〜2004年にかけて仙石線用に改造された205系。2009年には南武線から更に1本を迎え入れ、最盛期は4連19本が在籍していました。2011年の

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