見出し画像

人工知能が「星のゆりかご」の研究における困難解決の突破口になる

画像1

【巨大分子雲「オリオン座B」で検出された一酸化炭素の分布(疑似カラー)(Credit: J. Pety/ORION-B Collaboration/IRAM)】

この画像は、オリオン座の方向に広がる巨大分子雲「オリオン座B」に存在する一酸化炭素の分布を電波による観測で捉えたものです。フランス国立科学研究センターが主導する研究グループは、「機械学習」と呼ばれる人工知能(AI)の手法を用いることで、これまで研究が及ばなかった巨大分子雲における天体物理学的な現象を理解できるようになったとしています。

星が次々と誕生することから「星のゆりかご」の異名をもつ巨大分子雲は物質の宝庫であり、それゆえにさまざまな物理現象を含んでいます。こうした多様な物理現象は空間的にも時間的にも異なる規模で絡み合っているため、巨大分子雲の全貌を理解するのはほぼ不可能でした。

研究グループは、巨大分子雲で起きている物理現象の「重なり」を理解するために機械学習を活用しました。ビッグデータを学習することで規則性を導き出す機械学習は多様な研究分野で活用されていて、天文学の分野でも「すばる望遠鏡」が観測した数多くの銀河から比較的近距離にある形成初期の銀河を絞り込む研究などで利用されています。>>続きはこちら

関連:この宇宙で誕生する最後の世代の銀河か。比較的近い宇宙に形成初期の銀河を発見

最新の宇宙ニュースは「sorae 宇宙へのポータルサイト」を御覧ください

Image Credit: J. Pety/ORION-B Collaboration/IRAM
Source: Phys.org
文/Misato Kadono

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?