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運営10名以上のコミュニティにジョインして気づいた、「チーム」で働くときに大事にしたいこと

2020年はチームに加わって挑戦していく1年になります。

副業やフリーランスとして働くことが「働き方改革」として取り上げられている中、1人ではなくチームで活動する方向にシフトしていくんじゃないかなんて話も聞きます。
(フリーランスの方の発信を見ていると、少人数のチームを組んでいる話も聞きますね)

運営メンバーが10名以上いるユニークなコミュニティ「ドクラボ」のメンバーとして、イベントの告知文を書くことになったので、その取り組みから感じた「チームでやるときに、気をつけたいこと」を残したいと思います。


お前の役割なんだよ!

今回、イベントの告知文を任せていただきました。
自分のイベントやセミナーを開催するときには告知文を書いてきたけれど、主催がドクラボの告知文ということで勝手が違うので、楽しみ半分不安半分みたいな気持ちでした。

あまり時間もないので、ミーティングで話したことを元に、叩き台をバッと書き上げて、フィードバックをもらうために「サクッと書きましたぜ!」とチャットにメッセージを送ったんですね。

自分以外に5人ほどイベントに関係するメンバーがいたので、それぞれからコメントをいただきました。

そのときに気づきました。

「告知文を書き上げる役割と責任は自分が負っている」

それぞれの視点や考えで、フィードバックをくださいます。当然なんですけど、その意見は必ずしもまとまったものではありません。
そして、どの意見がベストか(もしくは、どれもベストではないか)なんてことを判定してくれるものもありません。

だから、フィードバックを踏まえた上で、自分で書き上げなければと思いました。

最終的には、それまで告知文のほとんどを書き上げていた方に、少しリライトしてもらいましたが、ベースは1人で書きました。


人とやるときに、よくある失敗

仕事とまでいなかくても、なにかしらイベントやコミュニティなどの企画を人とやろうとするときに、よくある失敗があります(むしろ、仕事じゃない方が起こるかもしれませんね)。

メンバーが役割を負わずに、民主主義的になって進まないことです。

イベントの告知文を書くとき、みんなの意見を聞いて全員の意見が尊重されるような文章をつくろうとすると、まぁ失敗します。たぶん完成しません。
少なくともめちゃくちゃ時間がかかるだろうし、もし仮に完成できたとしても、参加者に響くようなものではないでしょう。

誰のどの意見を取り入れるか、そして取り入れないのかは役割を負っている人間が決める必要があるのです。

人と一緒になにかをやろうとすると、引っ張る人がいないと自然消滅するんですよね。


役割を主体的に負っていく

今回の告知文はやる意志があるか確認はされたものの、どっちかって言えば、巻き込まれて書くことになったパターンでした。

だから、積極的や主体的といった言葉から連想されるような、「自分がやります!!!」的なグイグイするイメージとは違うかもしれません。

でも、入り口は案外どうでもよくて、チームの中でそのとき自分が果たす役割を自覚していると動いていけるし、決断していけるんじゃないかと思うのです。


補足。あるいは、感謝

人といて一番よくないのは、感謝を忘れることだと思います。相手がやってくれて当たり前みたいなのは、本当によくない。すぐに関係が壊れなくても、鬱憤が溜まっていくことになります。

役割を負うと、人に感謝できるので、その意味でもオススメです。

今回の話で言えば、フィードバックは他のメンバーの義務でもなんでもありません。コメントくれたら、ありがたいことなんですよね。
書き上げるのは自分の役割なのですから、コメントは間接的に手伝ってくれていると言えます。

でも、「意見を反映するからコメントして」みたいな気持ちだと「なんでコメントくれないんだ」って思っちゃうわけですよ。コメントもらっても、するのが当然だと思うから感謝もない。

本業、副業、あるいは仕事かどうか関係なく、人といるときには「手伝ってくれてありがとう」というメンタリティでいる方が、精神的に楽だし楽しいですよ。

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