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UNOで「ウノ!」って言い忘れることの対策8選

UNOというゲームにおいて、なにがなんでも避けなくてはならない事態があります。



「ウノ!」の言い忘れです。



・・おかしくないですか?

今までずっと手元のカードで駆け引きしてきたのに、残り1枚になった途端「『ウノ!』って“口で”言う」とかいう盤外ルールが加わるんですよ?

まるで、真面目にプレーしてる人を引っ掛けるために作られたルールではありませんか。


長いUNOの歴史の中で、このルールのせいで散っていったプレイヤーは数知れず。

私たちはそろそろ、真剣に対策を立てるべきなのです。


毎回必ず「ウノ!」って言う

UNOのルールでは、「手札が残り1枚になったときに『ウノ!』って言う」ことになっています。


ただ、「残り1枚じゃなければ『ウノ!』って言っちゃいけない」とは一言も書いてないのです。

だったら、カードを出す度に必ず「ウノ!」って言うのはどうでしょうか。


人間、いったん習慣をつけると簡単には忘れなくなります。

その性質を利用して、無意識のうちに「ウノ!」と言い続けられるようになれれば無敵です。


デメリットは、相手の言い忘れも無くなってしまうこと。それから、マネされるおそれもあります。

あくまでも攻撃より防御が目的の戦術です。


手に書いておく

いつでも目に届く場所に書いておけば忘れない、という作戦。

肝心の「残り1枚」の時に見落とす心配がないよう、自分の手に書くのが一番おすすめです。


この作戦の使用時は、なるべくカードをゆっくり出すのがポイント。

カードを出しながら視線をいろんな所に飛ばし、「手に書いている」ことを相手に悟られないようにしましょう。


相手の額に書いておく

「相手に悟られない」戦略の究極形。

相手の顔をガン見しながら、心おきなく「ウノ!」って言うことができます。

タイマン勝負では効果絶大。


難点はもちろん、準備の難しさ。

あらかじめ「負けた方は顔にラクガキされる」などのルールを決めておき、初戦を自力で勝つのがよいでしょう(正月は成功率が高まります)。


ウノを連想させるものを近くに置く

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(画像:宇野昌磨選手公式サイト)

宇野昌磨選手のプロマイドなど、UNOっぽいものを部屋に置いておくと言い忘れがなくなります。

「手に書いておく」とは異なり、あくまでもインテリアなので不正を疑われることもありません。


間違って「昌磨くん!」とか叫ばないようにだけ気をつけてください。

相手が作戦に気付いていない場合、「オヤジギャグ」とみなされて人間関係にしこりが残るリスクがあります。


“「なか卯」の出前”を取る

あらかじめ、UNO1ゲームにかかるおおよその時間と、近所の「なか卯」からウー○ーイーツを頼んだときの配達時間を計測しておきます。

そして対戦の直前、「自分の手札が最後の一枚になるタイミング」で出前が届くように逆算して、注文を入れます。

あとは、お家のインターホンが鳴ったときにこう言うだけ。


「みんな!なか卯 (う)の 出前来たよ!」


不正を疑われることもなく、かつ確実に言い忘れを防止できる作戦です。

是非やってみてください。
やれるもんなら。


念仏を唱えながらプレーする

これは、ずーーーっと小声で念仏を唱えながらUNOで遊ぶというもの。


仮に「ウノの言い忘れ」を指摘されたとしても、「言った」と言い張ることができます

なにかを呟いていることが明らかな以上、「ウノと言っていない」証拠を提示するのは困難なのです。


さらに、念仏のありがたいパワーによってカードの引きが良くなるおまけ付き。

いろんな意味で怒られそうなことに目をつぶれば、攻防一体の完璧な作戦と言えるでしょう。


隣の人を買収する

ここまでふざけたヤツが連続していますが、こんどのはガチです。


実はUNOというゲームは、自分の次の人さえ味方につけておけば、「ウノ!」って言わなくても勝てるのです。


その理由は、「ウノの言い忘れ」を指摘できるタイミングにあります。


そのタイミングとは・・「次の人がカードを出すまで」

ルール上、いったん次のカードが出てしまえば、たとえ「ウノ!」を言っていなくてもペナルティは免除


・・つまり。

誰かが指摘する前に次の人が速攻でカードを出せば、「ウノ!」を言わなくても全く問題なくなるのです。


買収作戦では、ここに目をつけます。

あらかじめ、自分が勝ったときに「なか卯」の親子丼をおごる約束でもしておきましょう。


最大の欠点は、ここまでやっといて「ウノの言い忘れ」しか防げないというコスパの悪さ。

お土産のなめらかプリンがかかった試合など、どうしても負けられないときだけ使うことをおすすめします。


番外編・声が出ないときは

風邪をひいたり、歌いすぎで喉をやられたりして、声が出ないことがあるかもしれません。

そんなときはためらわず、ルール自体を無効にしましょう


・・そもそも、公式ルールにのっとってUNOを遊んでる人なんていないじゃないですか。

説明書に書いてあるとおりに毎回キッチリ得点計算してる人は、イリオモテヤマネコと同じくらい希少という説もあります。


だから「『ウノ!』って言う」ルールのひとつ消すくらい、どうってことないハズです。



・・あるいは、こんな道具を使ってみてはいかがでしょうか。

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声優に「ウノ!」って言ってもらえるボタンが、今なら抽選で当たるそうです。


今をときめく豪華声優の「ウノ!」なら、いつでも何度でも聞きたくなりますよね。

これで、「ウノ!」を言い忘れる心配もなくなることでしょう。


最後に・・

8つ目の対策。

実は、あなたはそれをもう実行しています



この記事を読むことです。



いまだかつて、「ウノ!」って言うことに関してこの記事ほど厚く書かれたものはありません(著者調べ)。

ここまで読んできたあなたは、イヤでも「『ウノ!』って言う」ことを強く意識させられたと思います。



あなたはもう、「ウノ!」の言い忘れをおそれることはないのです。



無事に「ウノ!」を言い終えたあなたにワイルドドロー4の反撃が来ないことを祈って、この記事を終わりにしたいと思います。

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