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推しとオタクと数字

永遠の課題。

気分を害される方がいたらごめんなさい、先に謝っておきます。


noteを始めてから散々書いてきたけれど、わたしは今ジャニーズ事務所に所属している5人グループ「Sexy Zone」のオタクをしている。

自分で言うのもアレだが、わたしは「ファン」ではなく「オタク」だと思う。

「ファン」と「オタク」の間に明確な定義があるわけではないが、わたしが周りの友人知人をどちらに置いて話をするか考える時(どんな時)、「ファン」は自担のCDを一応予約して発売日に各形態1枚ずつ買うようなイメージ。「オタク」というのは自担のCDを予約した上でフラゲ日と発売日などに分けて複数枚を複数店舗で購入するようなイメージだ。これはあくまでわたしのイメージの話よ!!!!

その上でわたしは自分を「オタク」と分類する。
なぜなら、わたしが自担(同様に推し)のCDを買うときに「どれを買おう?」ではなく、「どれを何枚布教用にしよう…」で計算するからだ。

ちなみに直近でいうと昨年10月に発売された推しのデビューシングルは初回通常合わせて31枚購入していた(手元に揃ってから枚数に気がついた)。これに関してはリリースイベントが絡んでいたのでまあ仕方ない。

それから今年発売された自担のアルバムは3形態合わせて9枚購入していた。発表されたときはまだファンですらなかったのだが、ビジュアルが解禁されてからが秒速。「遺伝子からおたく」と断言するわたしには「ファン」という時期が存在しなかった。初めてリアルタイムで購入したCDで、「みんな聴いて聴いてーー!!!」の気持ちが後押しした。

と、まあまあに金銭感覚がとち狂っている自覚はある。

だがしかしわたしは消費者で、そして推したちは生産者、大前提としてこれはビジネスなのだ。わたしたちが「お布施」「課金」「実質無料」と言いながら出しているお金は、事実推したちの活動資金となるのだ。


シビアな話である。





自担にこんなことを投げかけるのはどうかと思うのだが、Sexy Zoneはあまり数字が取れない。全く、とは言わないが、正直あまり取れていない。



この話になると「数字が全てではない!」という声が聞こえるのだが、そこに異論はない。わたしだって彼らに数字ではない魅力を感じて、彼らの放つ輝きに魅了されているからお金を出して応援している。


その上で何回でも書こう。これは芸能というビジネスである以上、最後は数字なのだ。


2011年11月16日、彼らはグループ名を冠した「Sexy Zone」でデビューした。
デビューシングルから今年発売された最新アルバム「POP×STEP!?」まで、リリースされたCDはいずれもオリコンチャート1位を飾ってきた。

しかし、「売り上げ枚数」の点でみたら、このジャニーズという、CDが一番の指標となるコンテンツでは正直売れているとは言えないのだ。

自担、菊池風磨はそのことを度々口にしている。「Sexy Zoneとして売れたい」、「”数字が全てではない”と言えるのは数字を取ってから」、「人生を懸けた仕事で生半可な気持ちではやっていないから向き合わなくちゃ」、「一番になりたい」。


これは早くにデビューした彼らだからこその苦悩なのかもしれない。


事務所の期待を背負ってデビューした彼らはジャニーズ史上最年少でこの世界に立った。当時の平均年齢は14歳で、5人全員未成年だった。

お兄ちゃん組である中島健人と菊池風磨は入所してからジャニーズJr.としての活動期間があった。現SixTONESメンバーである松村北斗、高地優吾と4人でユニットを組んで表舞台にも出ていた。

しかし、そこから4人でのスタート、ではなく、現在のメンバーでSexy Zoneの結成が伝えられ、CDデビューするまでわずか数ヶ月だ。細かく言えばメディアに発表されてからは2ヶ月も無い。

ちびーずは入所後まもなくデビューをした。良く言えばエリートコースかもしれないが、今の状況を考えると純粋に幸運なこととは言えないだろう。贅沢な悩みだろうか。


CDの売上について触れたが、このご時世それだけではない。
売上枚数・ダウンロード件数などで割り出されるオリコンチャートの他、その数字にプラスしてTwitterでのヒット数なども加算されるBillboardチャートというものもある。

オリコンの場合は購入するという金銭面がファン層などに影響するため、一概にそれが全てとは言い切れないところがあるが、ビルボードに関して言えば誰でも数字稼ぎができる。簡単に言えば、自担の名前と、曲名などを入れてツイートして、同様のツイートをリツイートして回ればいいのだ。

それでも、インパクトのある数字は叩き出せない。

まず母数が少ない。FFは同担さんばかりなので普段は気にならないが、いざ事務所での活動となった時、「あれ…?」と思うことがある。

そしてその少ない母数の中でお金を出しているオタクが少ない。ライトなファン層はそこそこの数いるだろうと思う。

先日幕を下ろしたSmileUpProjectの動画のコメント欄、「自担ではないけど、」「ファンだったら、」というような2推しと感じられる書き込みが多々見受けられた。
これは一概に悪いことではない。本命以外のファン層が目に留めてくれているということだから。

このライトなファン層を如何にしてこちら側の沼に引きずり込むのかが今後の鍵になるだろうとわたしは思う。

そのためならわたしはいくらだってプレゼンをするし、布教のためのCDや円盤だって用意しよう。
もっともっと、たくさんの人の目に触れてほしい。食わず嫌いじゃないけど、触れず嫌いな人に届いてほしい。

多様性が謳われるこの世界で、ひとりひとりを「それでいいよ」と認め包み込んでくれるSexy Zoneに出会って救われてほしい。


なんかねえ、書きながら自分でもどうしたいのか、どうしてほしいのかがわからなくなって文章もぐちゃぐちゃだしわたしの心の中もずっと渦を巻いてる、けど、「Sexy Zoneに売れてほしい」の一言に尽きる。幸せになってほしい、報われてほしい、ただそれだけだ。自担に幸あれ。


あ~~~重い話になってしまった~~~ハッピーなせくしーちゃんを摂取しないと枯れてしまう~~~!!

次回、わたしのすきなせくしーぞーん。乞うご期待。(予定は未定)


#つぶやき #音楽 #オタク活動 #ジャニーズ #SexyZone  


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