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君だけFOREVER

愛はここにあるんだよ 愛しか救えないんだよ
星さえ見えない夜も 月に凍える夜も
君だけを守りたいんだ 君だけに届けるんだ
だから笑顔を見せて


今となってはこのハピライすら聡ちゃんへの私信だったのではないかと錯覚してしまいそうだ。Sexy Zoneの届けようとする愛の深さとその姿勢におたくは平伏すしかなかった。


8月12日、17時に更新されたFamily Club内のアーティストメッセージにて、療養のため活動を休止していたメンバー「松島聡」の復帰が伝えられた。新曲「RUN」のリリースからちょうど1週間経った日だった。


今だからこうして冷静に文字にして記すことができているが、FC動画をみてすぐのわたしはこんなものではなかった。
外に出ている時にちらっとメールを見た程度だったこともあり「たぶん公演中止についての何かしら」と最近の悪い癖で決めつけて、家についてからゆっくりみようと後回しにしていたのだが、帰宅して車の中で開いた動画にはなんだか嬉しそうな、そわそわしているメンバー4人。

わたし氏、「ちょっと思ってるのと違う」気配を察知。

とんでもなくハッピーなお知らせ動画だった。


中島健人は「(Sexy Zoneが)真の形に戻った」と表現していたけど、まさにそれで、聡ちゃんはこの日まで一本隣の道を歩いていただけだったんだ。
4人の姿を見ながらこの日まで歩いてきたのか、途中から少し先を走ってきてこの日を待っていたのか、そのどちらでもないのか。わたしには知る由もないし、きっと彼らから語られることもない。

ただわかることは、この約2年弱の期間、彼もみんなと同じ時間を刻んできたということ。そして、真のSexy Zoneとしての時計の針は5人同時に動き出したということ。


復帰してすぐ全速力で駆け抜けることはできないかもしれない、けど、「聡ちゃんが帰ってきた」という事実だけでこんなにも見える世界は変わった。それだけで心のどこかのなにかが救われた。

正直、4人で巡った「PAGES」も、それより前に5人で活動していたコンサート映像もバラエティでの姿も全部全部、今まで何度も繰り返し見てきた映像ですら、表情が違って見えた。

太陽はきっと きっと この闇を 照らすはずさ


やっぱり聡ちゃんはSexy Zoneにとっての太陽だったのかもしれない。最新シングル「RUN」も、もう幾度となく繰り返し聴いてきたけれど、ひとつひとつのフレーズにより気持ちが入ってしまう。


8月14日、復帰が発表されてすぐのミュージックステーション。「RUN」を引っ提げて2度目のMステだった。
この日は本当なら「POP✕STEP!?」ツアー振替公演が開催されているはずで、あの8月12日を迎えていなかったら、どこか残念な、寂しい気持ちも抱えたまま、画面越しに彼らのパフォーマンスを見ていたのだろう。

でも今のわたしたちには聡ちゃんがついている。

そう思っていたのはセクラバだけじゃなかったらしい。

もはや恒例となりつつある歌番組前の待ち合わせ。「SNSには強い」と自負するだけあってケンティーの発信するハッシュタグはどれをとってもキャッチーで巧妙。「RUN」発売週前後のタグはどれもトレンドを席巻した。

#RUNするMステ聡ちゃんみてね

そんな彼がこの日指定してきたタグだ。ここには他でもない、メンバー松島聡への愛しかないと思った。ファンでも視聴者でもない、ただ一人のメンバーへの愛だ。

2時間スペシャルのオープニングアクトを飾ったSexy Zone。
タモリさんからの紹介を受けて話しだした勝利の口から聡ちゃんの復帰が伝えられたのだが、「松島の思いも胸に、」と語る彼の首元には緑のバンダナ。順に映るメンバーそれぞれにお揃いの緑のバンダナ。

えっ、泣いた~~~!!!

前回、同番組に出演した際は勝利が鮮やかな黄緑のカーディガンをジャケットの中に着ていたのが印象的だった。

特にそれが何かを発言したり匂わせることはなかった。それがメンバーとファンとの間では暗黙の了解というか、語らずとも伝わる思いのようなものだった。


実際、最初に「RUN」を披露した回と、2度目とでは圧倒的にパフォーマンスが違った。それは出演の目的というか、意図というか、プロモーション的な意味合いが違うというのも含まれるだろうし、メンバーの心持ちも違うかもしれない、ただただファン目線でフィルターを掛けてそう見ようとしただけなのかもしれない。

それでも、そのどちらのパフォーマンスも、その時の視聴者のわたしのハートに刺さるものだった。

7月24日のあの、何かを鼓舞する視線と歌声、パフォーマンスも、
8月14日のあの、何かから解き放たれたかのようなパフォーマンスも、
カメラの向こうに宛てたメッセージを強く感じさせるものだった。

その視線の先、カメラのレンズのその向こうに、彼らは何を見ていたのかな。

2度目の「RUN」、マリちゃんの視線の先にも、勝利の指差す先にも、菊池風磨の歌う「君」の対象にも、そしてティの鼻の下投げキッスの先にも、全部全部「聡ちゃん」の顔が浮かんだ。

そういうことだったんだろうなと思ってわたしはすべて飲みこんだ。

つないだこの手は 震える君の手を離さないから


復帰を公表した途端、大事に守っていた感情を解放したかのように、すべてを彼に向けて発信してくれた。


と、思ったけれど、これは案外「彼」に向けて発信しながらも思いを伝えようとしている先は「ファン」であったような気もしている。


8月21日のVICTORY ROADS、勝利のラジオ。
番組の終盤で彼の口から語られたメンバーの復帰と、その日までの歩みについての話。慎重に、ひとつひとつの言葉を選びながら、途中震える声で、思いを電波に乗せて届けてくれた。

聡ちゃんがおやすみしている間、彼らが届けたかったけど届けられなかった思い。ファンの、みんなの安心を一番大切にしたいというのを大前提として、聡ちゃんが「Sexy Zoneの松島聡」でいられるように守ってくれていたこと。

わたしはこの話を他の誰でもない「Sexy Zoneの佐藤勝利」から聞けたことに意味があると思うんだ。

グループの真ん中に立って、4人の姿を少し前から、1歩後ろから、その右から左から、一番見てきてたくさん感じてきた人だと思うから。


まあここには雑誌「Duet」さんの10月号を読んだ後の私情も含まれるんだけどね。詳しくは誌面を確認してほしい。わたしは読みながら泣いたしやっぱり最後は信じてついていくのみかなとも思った。わたしは彼らを信じてついてきて裏切られたことはないから。


今月29日には結成9周年を迎えて、いよいよSexy Zoneとして10周年のアニバーサリーイヤーに突入するわけだけど、5人の足並みが揃った今こそ、Sexy時代の幕開けだと思うんだ。そんな兆しを感じているんだ。


どうか、これから歩いていく道も5人が手を取り合いながら歩んでいけますように、彼らが見つめるTopに繋がりますように。

真摯に愛を表現し続けてくれる彼らが愛に報われる世界でありますように。




このひとつの記事の中で聡ちゃんに色んな期待を背負わせすぎてしまったことは反省しているけれど、それくらい嬉しくてそれくらい待っていてそれくらいみんな聡ちゃんのことを愛しているんだよ、ということが読んでくれた方に伝わればいいなの気持ち。

押し付けでも、圧でもなんでもなくて、ただただあったかくてやさしくてふわふわのおふとんで彼をくるんで保護したいという全方位からの愛と思ってほしい。重。



Hello この声は君に届いているかな たったひと言だけ言えたなら

おかえり、聡ちゃん。




#ジャニーズ #スキしてみて #人生を変えた出会い #今日のつぶやき #SexyZone  

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