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文学フリマ東京38見本誌作り

5/19(日)開催文学フリマ東京38も今週末となりました!
サークル参加の方は準備で大忙しの時期ですね。
例外なく私も準備に追われております。

見本誌を作らないと……

毎年見本誌はOPPでまるっとくるんでいました。
その上にシールで、pixivにあげた試し読みのURLに繋がるQRコードを貼りつける、という形です。
コロナ禍配慮の一部でした。

ですが、それもそろそろ卒業したいと思います。
開いてその場で読める見本誌、作ろう……!


用意したもの

  • 見本誌用の本

    • サークル用

    • 見本誌コーナー用

  • 文庫版ブックカバー

  • インデックスふせん

  • 書けるマスキングテープ(白無地)

  • 見本誌コーナー用ラベル

見本誌用の本

サークルに置く見本誌と、見本誌コーナーに置く見本誌の2冊です。
文学フリマには見本誌コーナーという見本誌だけが集まったコーナーがあり、各サークルに行かずともそこで見本誌を読むことができます。
ただし見本誌の提出は各サークル3冊までなので、狙っているサークルさんが何冊か種類を出されている場合はお目当ての本が見本誌コーナーにはない可能性があります。

第二展示場2Fにあります
ちなみにうちは1Fの【き-60】です

一度にいろいろなサークルさんの本を見ることができるのでオススメです。

文庫版ブックカバー

今回私が頒布する本『ドリンクバーで永遠を』が文庫版ですので、文庫版で用意しました。
私の個人調査ですが、本屋さんや文具屋さんでしっかりした1枚売りのものが、100均でペラっとしたOPPに近い数枚セットのものが買えます。
今回はもともと用意していたしっかりしたものをサークル用、急遽100均で買い足したペラっとしたものを見本誌コーナー用にします。

インデックスふせん
書けるマスキングテープ(白無地)

インデックスふせん・マスキングテープも今回100均で買ってきました。
頑丈そうなふせんも白いマスキングテープも持っていなかったので新たに買いましたが、これはほんとうになんでもいいと思います。

見本誌コーナー用ラベル

こちらは文学フリマ公式さんから送られてきたものです。
1サークルにつき3枚配られます。
今回見本誌コーナー用の本に貼ります。


作るぞ!

インデックスふせん
  1. 文庫版ブックカバーをまく

  2. マスキングテープに値段と見本誌の文字を書いて目立つところに貼る、見本誌コーナー用は見本誌コーナーラベルを貼る

  3. マスキングテープでアピールしたいことを書いて貼る

  4. インデックスふせんで読んでほしいページをアピール


完成!

←サークル用 見本誌コーナー用→
←サークル用 見本誌コーナー用→

いい感じにうるさくなりました!!!!!
湿度! 執着! クソデカ感情!!!!!!!
ずっとこんな感じの話です!!!!!!!!

値段はわりと初参加だと見落としがちなところな気がします。私はそうでした。今回もそうなるところでした。
お品書きに書いてあっても見本誌に書いてないと手に取る側には「これいくらの本だろ? 手持ちでちょうど足りるかな?」と不安になる要素だと思いますので、大きい声で値段を書きました。

あと私は設営のときに在庫をサークル内側にいないと手に取れない場所に置いてるのであまり必要ないかな? とも思いましたが一応「見本誌」の文字をつけました。

ちなみに設営の様子はこちらにまとめてあります。
練習なので温かい気持ちでご覧ください。

そして今回の見本誌お気に入りポイント、インデックスふせんでオススメのページをアピールしました。

インデックスふせん

この『ドリンクバーで永遠を』という本は短編集で、どの話から読んでも問題ない本です。
せっかくだったら私お気に入りの短編を読んでほしい!!! この話読んでもらいたい!!!! この話読んで決めてもらいたい!!!!!
ということで、このインデックスふせんをつけました。読んでほしい。この話を。


最後に

もともと私はコロナ禍となったとき、大学四年生でした。
コロナが日本で流行りだして不穏な空気になりはじめた頃は、卒業制作展間近。すぐ、学生課から卒業制作展の中止が発表されました。
つづけて卒業式もなくなり、ぼんやりと大学生活が終わろうとしたとき、友人の一人が「なんとしても作品を発表したい」と誘ってくれたのが文学フリマ東京でした。
だから私は、コロナ禍だったから文学フリマに参加することになった身だったのです。

見本誌のOPPを剥きながら、私はやっと文学フリマそのものと出会った気がしました。

やっぱり見本誌を手にとってもらって目の前で読んでもらうのをドキドキしながら見たいですよね!


ということで告知です

【郁郁青青】は【き-60】第二展示場Eホールでお待ちしております!
クソデカ感情百合短編集『ドリンクバーで永遠を』、委託百合本『硝子の靴を叩き割れ』、その番外編『零時の鐘が鳴ったとしても』の3冊持っていきます! 3冊なのでもちろん全種見本誌コーナーに並ぶ予定です!
ぜひ寄っていってください!

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