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既刊『ドリンクバーで永遠を』【文学フリマ大阪12頒布本】

9/8(日)開催文学フリマ大阪12で頒布する既刊『ドリンクバーで永遠を』の紹介です!
気になってくださった方は【え-08】【郁郁青青】にぜひお越しください!


『ドリンクバーで永遠を』

A6文庫版 / 128P / 1,000円

全6編からなるクソデカ感情百合短編集です。

先輩後輩、部活仲間、旧友、恋人。さまざまな関係のふたりが、自分なりの愛と相手にしか向けない執着を秘めてニコニコしている百合本です。

本人たちが幸せならハッピーエンド。

収録短編

『ロースト・ロースト・ローストビーフ』

「そうやって、ずっと、ずっと、私に馬鹿を見せていろ」
大学生の優香子には、偶然が重なって出会った後輩がいる。
出会ったときから愚図で、のろまで、どうしようもない後輩が。
住む世界が違うふたりの、昼下がりのひととき。

支配する側の女、優香子。
優香子を慕う後輩を支配する快感がお読みいただけます。

『お似合いグラタンスープ』

「ほかのすべてを捨てて。ほかがあることを忘れて。私だけ選ばせてあげる。私だけを選べばいい」
世界の中心。完璧なあなたに、私を選ばせる。
ニコニコと笑う、弱者のふりをした捕食者。

支配される側。支配"させてあげている"側。
能ある鷹は爪を隠す、そんな捕食者のぐちゃどろ逆支配がお読みいただけます。
冒頭試し読みあります。

『火曜夕方のドリア』

「その瞬間を超えられたのは、きっと。今までも、これからも。このときだけだ」
ドラム、部活、親、バンド、レベル。
身の振り方に悩む女子高校生が、バンド仲間の同級生から思わぬ提案をされて、ここからはじまる話。

クソデカ感情の出発点。
相手には些細なこと、些細な言葉であったのに、それに救われて一生それを動力として生きていく。
そのはじまりの日をお読みいただけます。
ちなみに既刊『どうしようもない君が好き』にこの2人のその後の話が載っています。

『包み隠して、ハンバーグ』

「まず、きれいになりたいかな」
24時間営業ファミレスの客席には、ふたりだけが座っている。
いつか私を救ってくれた彼女を、こんどは私が救う。

夜明けに語らう2人の話。
2人だけの秘密を抱えて、これから生きていく2人の不安、希望をお読みいただけます。

『バターソテーは高温で』

「どうして、そんなに無邪気に笑えるのか」
再会した渚は、無邪気に笑っている。
その瞳は人の顔だけを映すことができない。
なつかしい話をする渚は、私をゆっくり追いつめる。

作者イチオシの話です。
した側、された側。
後ろ暗い気持ちを抱えた主人公が、相手が何を考えているのかわからない恐怖に震えながらも逃れられない様をお読みいただけます。
全編notePIXIVTwitter / X、お好きな媒体で試し読みいただけます。

『ショートケーキスプーンふたつ』

「でもときどき、つらくなる」
違うから惹かれあったふたり。でもその違いはときにつらくて。
それを今日、つよく感じる。

ハッピーエンドが読みたい。
そんな人にとにかくオススメです。

カタログで気になるしていただけるとイベント当日のチェックに便利です!
ぜひご利用ください。

文学フリマ大阪12お品書き

『ドリンクバーで永遠を』

『どうしようもない君が好き』

『ああ、あなた、あなたのひかりに吊られたい』

【え-08】でお待ちしてます

そもそも文学フリマ大阪って?

時間 9/8(日) 12:00〜17:00
場所 OMMビル2F A・B・Cホール

入場無料の文学作品イベントです。
ぜひお越しください!

文学フリマについて
文学フリマ大阪12について

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