太らない高N/Cレート食
2nd GYMトレーナー五十嵐です。
どんな年末年始を過ごされましたか?
つい食べ過ぎてしまったという方もいらっしゃることと思います。最近は続けて、体脂肪を落とすための食事をテーマに投稿しています。
ダイエットに関わらず、健康のために何を食べるべきか一言で問われたら「タンパク質と野菜」と答えます。ビタミン・ミネラルが大事というのはよく聞きますね。カロリーがないのに身体の代謝に大きく関わります。なので体脂肪を燃焼するのに重要な栄養素となります。
ある食べ物の総カロリーに対して、ミネラルやビタミンといった栄養素がどれだけ含まれているかの比率を、
N/Cレート
といいます。NはNeutrient value(栄養的価値)、CはCalorie(総カロリー)を示しています。
これを例えばごはん(白米と玄米)で考えてみると、
一般的に多くの人が食べる白米はもともとは玄米です。玄米の周りにあるビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富なぬかと胚芽を取り除いたものが白米となります。これをN/Cレートで見てみると同じ分母のCに対して、分子のNは玄米の方が多いので、白米よりも玄米の方がN/Cレートが高いということになります。
他の穀物でいうと、精白小麦粉よりも全粒粉の方が栄養価、つまりN/Cレートが高いということになります。一方ジャンクフードはカロリーが高いのにもかかわらずビタミン・ミネラルが少ない食べ物であり、低N/Cレートとなり相対的にハイカロリーになります。この点から考えてもジャンクフードは太る食べ物であると理解できます。
基本的に高N/Cレートの食べ物は、低GI値(血糖値を上げにくい)食べ物であり、太りにくい食べ物なのです。
自ずと、加工食品は減り、自然な食べ物を摂ることが減量には大事になってきます。次回以降数回にわたって、その他の太らないテクニックをご紹介していきます。