2代目・後継者・アトツギの為のnote

2代目・後継者・アトツギの悩みを解決したい!父の会社に就職→2代目が嫌になり独立創業→辞めて分かる2代目の良さと辛さ。同じ立場境遇で話したい。今は創業者として先代の立場も理解できるように。地方の小さな会社の経営者として日々走り回る毎日。Twitter、ブログ、noteで情報発信中

2代目・後継者・アトツギの為のnote

2代目・後継者・アトツギの悩みを解決したい!父の会社に就職→2代目が嫌になり独立創業→辞めて分かる2代目の良さと辛さ。同じ立場境遇で話したい。今は創業者として先代の立場も理解できるように。地方の小さな会社の経営者として日々走り回る毎日。Twitter、ブログ、noteで情報発信中

    最近の記事

    2023年のアトツギ予想

    今年も早いもので、あと2ヶ月足らずで2022年が終わろうとしている。歳を取るごとに月日が過ぎるのが早く感じる。なかなか自分が歳をとってることを認めたくない私だが、否応無しに歳を感じることも増えてきた。 さて、ちょっと早いが2022年を振り返りながら、来年2023年のアトツギがどうしていくべきかを考えてみたいと思う。 お忘れの方も多いかもしれないが、今年2022年は寅年だった。寅年は「千里を走る」という格言がある。これは躍進というよりも、政治・経済で波乱が起こりやすいという

      • 【アトツギの為のブログ】危険な日本の雰囲気とアトツギの為の新規事業

        ■メガバンクの支店長の「お車」 昨日、新聞を読んでいると、とあるメガバンクの支店長が「お車」を廃止されて不満を持っていると言う記事が出ていた。 また、その記事に対して、上から目線だとか時代錯誤だとか経費はドンドン削るのが当たり前、というコメントの論調だった。 私も記事を読みコメントを読んでいると、うんうん、上から目線だし、このご時世でなにを言ってるんだ!けしからん!と思いながら読んでいたが、ふと思った。 この風潮が今の日本なんだと。とにかく何でも経費は削るんだ!贅沢は

        • 【アトツギの為のブログ】アトツギ心得十箇条後編

          ■アトツギ心得十箇条 第一条 利他の精神 第二条 自分の手柄は無いものと思え 第三条 先代の立場も理解せよ 第四条 スタッフをやる気にさせよ 第五条 時代の変化に対応せよ 第六条 新規事業を立ち上げよ 第七条 デジタルと財務に強くなれ 第八条 外部に人的交流をつくれ 第九条 赤字部門は撤退するべし 第十条 夢と目標を持つべし ■第六条 新規事業を立ち上げよ アトツギは、新規事業を立ち上げましょう! これは、アトツギが経営者となるための練習でもあります。 先日も新規事

          • 【アトツギの為のブログ】アトツギ心得十箇条前編

            ■アトツギ心得十箇条 第一条 利他の精神 第二条 自分の手柄は無いものと思え 第三条 先代の立場も理解せよ 第四条 スタッフをやる気にさせよ 第五条 時代の変化に対応せよ 第六条 新規事業を立ち上げよ 第七条 デジタルと財務に強くなれ 第八条 外部に人的交流をつくれ 第九条 赤字部門は撤退するべし 第十条 夢と目標を持つべし ■第一条 利他の精神 アトツギは利他の精神で日々生きていくべし。と、私はこのブログで何回も言葉を変えて訴えています。もちろん、私もまだまだできてい

            【アトツギの為のブログ】失敗しないアトツギの新規事業

            ■新規事業を立ち上げる際の4原則 ・在庫を持たない ・利益率が高い ・毎月の安定した収入 ・低資本 これは、ホリエモンが提唱する起業で成功しやすい4原則です。これは的確にして表してるなぁと感心してます。 例えば、税理士や弁護士はこの4原則に見事に当てはまります。 税理士や弁護士の商品は、自身のスキル、つまり、脳みそです。なので在庫はありません。 利益率というのは、この場合は売上総利益のことだと思いますので、これまた仕入れ等が無いから売上総利益率は100%と言うことに

            【アトツギの為のブログ】部下育成とIT

            ■部下育成 部下育成とは、字のごとく、部下を育て成長させることです。 育て成長させる、言うのは簡単ですが、実際にやるのは時間もかかるし面倒くさいし大変ですよね。 でも、2代目・後継者・アトツギ(以下、アトツギという)は、将来の右腕左腕になるかもしれないから、気合いを入れて頑張って育成しないといけません。 しかしながら、常に一緒にいて事細かいことまでイチイチ指導していたら、これまた時間が足りません。 なので、どうやれば自分は自分の仕事をしながら、部下育成できるのか、考

            【アトツギの為のブログ】デジタル化の波

            ■政府がようやく本腰を入れ始めた 数日前、民事裁判を完全オンライン化するというニュースが流れていました。ようやく政府、行政も本腰を入れてデジタル化を推進するようになってきました。 これに呼応するように企業も段々とデジタル化していくものと思われます。 政府がデジタル化を進めていくと、当然のことながら、県や市町村も本当に少しずつですが、デジタル化していくものと思われます。 そうなると、入札を始め、行政と取引してる企業は否応なしに、デジタル化しなければ仕事にならない状態にな

            【アトツギの為のブログ】売上げが上がる会話

            ■会話の基本 私がアトツギとして先代の会社でコンサルをやってた頃、サロン系のお客様が割と多く、お客様との会話に意外と困るスタッフの方が多くいらっしゃいました。 当然、スタッフがよく喋る人だから会話は大丈夫だろうと思ってても、お客様満足度の向上に繫がってない事も多くあります。 よく喋るスタッフは、自分のことばかり喋ってしまう人が意外と多く、お客様にとってみれば自分の話を聞いて欲しいのに、全然聞いて貰えないことによって、逆に不満をもたれたりすることがあります。 そこで、会

            【アトツギの為のブログ】withコロナからafterコロナ時代のビジネス

            ■2020年から2022年春まで 新型コロナウイルスが毒性が高く、ワクチンも経口薬も無い時代、街を封鎖することでしか感染拡大を食い止めることができませんでした。 この街を封鎖することで感染拡大はある程度、防げたものの、経済はボロボロになりました。 特にお店を構えてBtoCのビジネスを展開している業界はドンドン店を閉めていくことになりました。 ここまでは、街を封鎖、いわゆるロックダウンすることで感染拡大を防ぐしか方法が無いため、そうしてきましたが、2022年春からは政府

            【アトツギの為のブログ】アトツギサラリーマン

            ■アトツギサラリーマンとは アトツギサラリーマンとは、2代目・後継者・アトツギ(以下、アトツギという)が社長になる前までの状態、つまり、雇われの立場でいる間のことを指します。 この間は、資金繰りを経験してないので、やはりサラリーマンの価値観にどうしてもなりがちです。 正直なところ、アトツギがサラリーマンの価値観になると、あまりよくありません。 アトツギはやはり経営者の価値観を帝王学を身につけるべきです。 とは言え、サラリーマンの気持ちが分かるのもこの間の体験があるか

            【アトツギの為のブログ】価値観

            ■アトツギの経営者としての価値観 松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫、稲盛和夫などの本を読むと共通して言ってることがいくつかある。 1つ目は考え方価値観が大切。 2つ目は行動しないと何の意味も無い。 3つ目は利他の精神で。 言葉は違えど、この3つのことを共通して言っている。 特に価値観というのは大切で、アトツギがサラリーマンの価値観を身につけていると、会社は上手くいかない。 失敗を恐れたり、人のせいにしてみたり、自己中心的な考え方だったりしても会社は上手くいかない。

            【アトツギの為のブログ】アトツギの金銭感覚

            ■家やマンションを買うならば… 2代目・後継者・アトツギ(以下、アトツギという)は、サラリーマンでもあり経営者でもありという変な立場であったりします。 そう考えると、アトツギといのは本当にややこしいと言えますね(笑) ですが、少し考えてみると、会社のためにいつでもお金は貯めておかなければならないけど、若い頃は普通にサラリーマンとして生活することを考えると家族を持ったりして家やマンションを買ったりするわけです。 この矛盾する事をなんとか矛盾しないようにしなければならない

            【アトツギの為のブログ】アトツギ物語青年期編独立編

            ■前回までのあらすじ 高校時代、先生に体罰を含め徹底的にいじめられたアトツギ君。大学に合格するも辞退し、父の会社に就職。 父の会社に入って経営コンサルタント見習いの立場でセミナーや社員教育を担当する。自分なりにデータ分析等も行ったりして、手前味噌だが段々と評判を呼ぶようになっていった。 そして、数年が経ち、いよいよ経営コンサルタントとしてデビューするときが来た。経営コンサルタントとしてデビューし、当時はまだ珍しかったメール集客を行い結果を出した。社内でも話題を呼び、社内

            【アトツギの為のブログ】先代とアトツギが考えるべき理想

            ■先代と理想を語り合おうとかく先代とアトツギは仲が悪いことが多い。これはお互いが我が前面に出てぶつかるからです。 でも考えてみて下さい。同じ方向に向かってるなら、手法手段の違いはあれども、そんなに衝突する事は無いのでは無いでしょうか? 手法手段も方向性がしっかりしてるビジネスプランに基づけば、絶対とは言いませんが、ぶつかるようなことは少ないように思います。 特にオーナー色の強い中小企業は、経営理念やミッションやビジョン、下手したら、ビジネスプランでさえ、オーナー社長の頭

            【アトツギの為のブログ】アトツギ物語青年期編後編

            経営コンサルタントとしてのデビューが決まると、まずは上司と同行して私が中心になってコンサルティングを行い、後日、上司からフィードバックを得るという日がしばらく続いた。 その中で、自分の得意分野を見出す、あるいは、発揮することによって、その分野担当のコンサルタントとして売り出していくことになっていた。 私は、マーケティングとITが得意だったので、この2つを得意分野として売り出していくことにした。 エリア担当と分野担当があり、エリア担当はオフィスの拠点が決まることで自動的に

            【アトツギの為のブログ】アトツギ物語青年期編中編

            父の会社に就職することになった私は、高校卒業後の4月になると、父の会社に通勤するようになった。 私の教育係は副社長で副社長は中国地区担当であったこともあり、平日は私も広島に研修で出張することになった。 しばらくの間は、副社長が運転する車で福岡から広島までご一緒させていただくことになった。広島での行動もしばらくは副社長にベッタリ張り付く感じとなった。 客先同行の合間に座学の知識を講義していただき、客先では副社長の言動を見て、そのノウハウを盗む様にメモした。 受験勉強より